大手町こぶけ内科クリニック (広島県広島市中区 | 中電前駅)

糖尿病は長期にわたって治療や管理が必要になるため、患者さんが前向きな気持ちで治療を続けていけるように、お一人おひとりにしっかりと向き合い、生活環境やお気持ちに寄り添った診療を心がけています。
また、私の専門である内分泌・代謝疾患についても、原因がよくわからない不定愁訴を抱える患者さんの受け皿になりたいと思っています。つらい症状、気になる症状のある方は、我慢せずに当院へご相談ください。地域の方々がいつでも気軽に相談できる町のクリニックであり続けるために、これからも尽力してまいります。

院長 小武家 和博(こぶけ かずひろ)

群馬大学医学部を卒業後、広島大学病院で初期研修を受け、同院の内分泌・糖尿病内科に入局。その後、三原市医師会病院に勤務し、糖尿病だけでなく、内科全般を広く診療する経験に恵まれました。広島大学病院に戻った後は、内分泌・糖尿病内科で糖尿病の専門的治療をはじめ、バセドウ病などの甲状腺疾患、下垂体・副甲状腺・副腎など内分泌の幅広い疾患の診療に携わり研鑽を積みました。

当院は2007年に私の母が開業し、診療を続けてまいりました。私も地域の医療に今後どう関わっていこうか、と考え始めていたとき、母から「そろそろクリニックを手伝ってほしい」との希望があったため、「それなら、かかりつけ医として地域の患者さんの役に立とう」と考え、クリニックを引き継ぎました。2024年に院長職を交代しましたが、母もまだまだ現役で、副院長として非常勤で診療にあたっています。

風邪やインフルエンザ、花粉症をはじめ、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病、健康診断のほか、内分泌内科では専門医を探して当院を受診される方も多く、幅広い世代の方が受診されています。
糖尿病治療では、できるだけ食事や運動の改善による症状の緩和を目指しています。当院では、患者さんが長期的な視野で治療に取り組めるように、広島県糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師と管理栄養士による指導を提案させていただき、QOL(生活の質)を損なわない糖尿病との付き合い方をサポートしています。

内分泌疾患は、一般的に典型的な症状が少なく、不定愁訴を抱えて受診される患者さんも多いため、診察では症状や経過などを詳しく伺い、関連のありそうなホルモンに見当をつけて検査を行い適切な治療につなげています。

血糖、HbA1c、甲状腺機能検査は即日結果が出る機器を導入し、患者さんをお待たせすることなく、その日のうちに診断をつけて治療を始められるようにしています。
また、体内の水分量の傾向や筋肉、脂肪量がわかる体液量測定装置を新たに導入しました。糖尿病や生活習慣病の患者さんの体調管理に役立て、より効果的な食事指導や運動療法の実施につなげています。
そのほか、ウェブ予約やスマートフォンの専用アプリから検査結果を確認できるシステムなど、診療のデジタル化で患者さんの利便性向上にも努めています。