幅広い泌尿器科診療の経験を積んだ後、患者を長く支える泌尿器科クリニックの院長に就任
はじめに、先生が医師を志したきっかけをお聞かせください。

学生時代はラグビーに打ち込んでいまして、けがをするたびに近所の整骨院に通っていました。そこで施術を受けながら「体の不調が改善していく」という体験を繰り返すうちに、医療というものをごく身近に感じるようになったのが、最初のきっかけだったと思います。
また、高校時代には、OBによる職業説明会で医学部の学生や研修医の話を聞く機会がありました。実際に医師をめざして学んでいる先輩方の姿や、医療現場でのやりがいについて触れたことで、「自分もこの道に進みたい」と直感的に感じ、秋田大学医学部に進学しました。
貴院に入職されるまでの、ご経歴を教えてください。
秋田大学医学部を卒業後、岩手県立胆沢病院で初期研修を行い、その後、秋田大学医学部附属病院の泌尿器科へ入局しました。学生時代から外科系の診療科に興味があり、研修中は外科と泌尿器科を半々くらいの割合で経験していたんです。実際に診療に携わる中で、泌尿器科は手術だけでなく、患者さんと長く関わりながら診療を続けていける点に大きな魅力を感じるようになりました。また、医局の先生方の雰囲気がとても良く、「ここでしっかり学びたい」と思えたことも、泌尿器科を選んだ理由の一つです。
その後は、秋田大学医学部附属病院をはじめ、大曲厚生医療センター、岩手県立胆沢病院、市立横手病院などに勤務し、一般泌尿器科診療から、尿路結石や泌尿器がんなど良性・悪性疾患の手術まで、幅広い診療に携わってきました。また、人工透析や生体腎移植にも関わるなど、専門性の高い医療についても経験を積ませていただきました。
特に、市立横手病院で勤務していた頃は、一人で診療科を担当していたこともあり、外来診療だけでなく、入院患者さんともじっくり向き合う機会が多くありました。その経験を通して、「どんな患者さんも継続して診ていきたい」という思いが、より強くなっていったんです。
もちろん、手術を中心に忙しく働くことにも大きなやりがいを感じていましたが、一方で、患者さん一人ひとりと長く関わりながら診療を続けていく地域医療のスタイルが、自分の性格に合っていると実感するようになっていきました。
そうした中で、医療法人元志会の方からお声がけをいただいたことも一つのご縁となり、2026年4月に「かわぐち泌尿器科クリニック」の院長に就任しました。これまで培ってきた経験を生かしながら、地域の皆さんに安心して相談していただける泌尿器科クリニックをめざして診療に取り組んでいます。

