鼠径ヘルニア日帰り手術広島アルプスクリニック (広島県広島市東区 | 広島駅)

■所 為然理事長
腹腔鏡による日帰り手術は、「治療効果を損なわずに患者さんの負担を最小限に抑える」低侵襲手術の完成形であると考えています。術後回復も早いため早期の社会復帰が可能で、不要な入院の回避にもつながります。一人でも多くの患者さんに専門性の高い日帰り手術を提供できるよう、これからも日々尽力してまいります。

■次田 正医師
多くの方に日常生活に負担のかからない日帰り手術があることを知っていただきたいと考えています。多忙な患者さんのご要望にお応えできるよう、当院は平日夜間と土日祝日も診療と手術を行っています。小回りの利くクリニックならではの融通を利かせ、今後もさらに患者さんの満足度を高めてまいります。

■理事長 所 為然(ところ ゆきなり)
広島大学卒業後、千葉の病院で6年間消化器外科医として勤務し、消化器系がん治療や腹腔鏡手術に携わりました。中国への臨床留学を経て、大阪赤十字病院で4年間、腹腔鏡手術に研鑽を積んできました。その後、低侵襲手術を広めるため「大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック」を2022年に開院。多くの方からの支持を得て、2024年5月に広島で2院目を開業しました。

■医師 次田 正(つぎた まさし)
東京女子医科大学病院で40代半ばまで勤務し、肝臓がんをはじめとする消化器がんや鼠径ヘルニア、胆石、虫垂炎などの手術に従事しました。定年退職後、広島に日帰り手術専門クリニックができることを知人に紹介され、所理事長の想いに感銘を受け入職しました。欧米では一般的な日帰り手術の普及が遅れる日本で、少しでも力になりたいと思っています。

鼠径ヘルニアをはじめ、胆のう切除、虫垂炎の日帰り手術に対応しています。
当院の腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術は、腹腔鏡を用いて「メッシュ」という治療用の人工の網で筋肉の隙間を覆う「TAPP法」を採用しています。全身麻酔下で行いますが、外科医が麻酔を兼任するのではなく、必ず麻酔科専門医が行っています。手術自体は2時間前後で終わり、麻酔が覚める前に鎮痛薬と神経ブロックを併用し、術後疼痛を最小限に抑える工夫をしています。

また、当院では痔を切除せずに注射で治す「内痔核の日帰り手術」にも対応しています。肛門の内側にできる痔核(いぼ痔)を内痔核と呼びますが、当院ではこの内痔核の根元に薬剤を注射することで痔核を縮小させる「ALTA療法」という注射治療を行っています。

当院では、患者さんが安心して手術に臨んでいただけるように、検査内容や結果、治療方針、スケジュール、麻酔の説明、手術前日の準備などについて、わかりやすく記載しているオリジナルの手術計画表、「クリニカルパス」という冊子をお渡ししています。
手術後は麻酔からさめるまで、院内のリカバリー室で休んでいただきますが、施錠できる完全個室となっており、座り心地のよいリクライニングチェアを設置しているので、ゆったりくつろいでいただけます。