患者との対話を大切に寄り添う診療を実践。地域住民が気軽に相談できる場所になりたい
貴院では内視鏡室も設けていらっしゃいますね。

はい。血尿のある患者さんや膀胱に異常が疑われる場合は、膀胱鏡で膀胱内の状態を確認することがあります。
検査に用いる内視鏡システムは、がんの拠点病院でも採用されている高性能なものを導入しました。患者さんの痛みをできるだけ抑えることができるスコープ(内視鏡)と高精細な画像で、小さな病変を見つけ出し病気の早期発見・早期治療につなげています。内視鏡検査をするケースはそれほど多くありませんが、患者さんのプライバシーを守りながら、できるだけ体に負担かけない検査に努めています。
先生が日々の診療で心がけていることを教えてください。
患者さんのお話をよく聞き、困っていることや苦労していることは何かをしっかりと伺うようにしています。私が「調子はどうですか?」と聞くだけでは患者さんも答えづらいと思いますので、「夜は何回トイレに行きましたか?」など具体的な質問に変えながら、お一人おひとり丁寧に診療しています。
それから、検査結果や治療についても、わかりやすく説明するように心がけています。病気の話は難しくなりがちなので、紙に書いたものをお渡しするなどして患者さんに理解が深めていただき、予防や再発防止につながる情報も交えてお話するように工夫しています。
診療時間外はどのように過ごされていますか?
犬を飼っているので散歩が日課です。妻が動物の保護活動をしていて、現在は猫2匹、犬2匹がいるのですが、毎日朝と晩に30分くらい犬の散歩で歩くのがいい運動になっていると思います。私が家に帰ったときに喜んで出迎えてくれる姿にも癒やされています。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

泌尿器の悩みは、恥ずかしさからなかなか人に相談できず、我慢していたり受診をためらっている方も多いと思います。昔の私のように、病院が苦手だったり痛みが怖いという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際の泌尿器科の診察は問診や検尿が中心で視診や触診は少なく、膀胱鏡検査も痛みが少ない機器を導入しています。最初はお話だけでも構いませんので、気になる症状があればどんなことでもご相談ください。泌尿器科専門医として長年培ってきた技術と経験を活かし、患者さんのお気持ちに寄り添いながら、道先案内人のように健康をサポートしていきたいと考えています。
これからも地域の皆さんが「不安が解消されて元気になれる場所」を目指し、スタッフ一同、適切な医療の提供に尽力してまいります。三次せの泌尿器科をよろしくお願いいたします。