どうして大人の歯と子供の歯があるのですか?
どうして大人の歯と子供の歯があるの?
生まれて間もなく小さな歯が生えてきます。これを「乳歯」と言います。正にお母さんのおっぱいを吸って栄養を摂っている時期に生えてくるので乳歯と言ったのでしょう。
乳歯の根っこの部分には「代生歯胚」という永久歯になる歯が待ち構えています。そして、成長に従って乳歯の根っこを吸収して、乳歯は自然に取れて、その代わりに永久歯が生えてきます。
なぜ子供の歯があるのかはいろいろな説があります。例えばサメの歯は欠けるとすぐに新しい歯が生えてきます。これはサメの鱗(うろこ)が歯に進化したものだからです。
ヒトのような哺乳類は母乳で育ちますからお母さんの乳首を保護するため、生まれてすぐには歯がありません。歯が生えてくるとお母さんの乳首を噛んでしまいますから、そろそろ離乳だよ、という合図なのかもしれません。
乳歯を持たない歯もあります。大臼歯と言われる歯がそれです。特に六歳頃に生えてくる第一大臼歯は歯の要の大切な歯ですが、人生で最も長く使うため痛むのも早く、真っ先に抜かれてしまう歯でもあるのです。その歯を抜いたのをきっかけに噛みあわせが狂って、一気に歯が悪くなることもしばしばです。大切にしてください。
【文責】医療法人社団ペリオ会 宮田歯科医院 、院長:宮田 隆
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