下痢をしている時の看護
2日前から便がゆるくなり回数も今までは1日2回程度だったのが4回位に増えています。食欲はあって機嫌もいいのですが病院で診てもらったほうがいいでしょうか?
生まれて数ヶ月位の赤ちゃんは普段でもうんちが柔らかいことが多いのですが、いつものうんちより水っぽく、回数も多い時は下痢を疑います。
下痢の原因として多いのはウイルスや細菌による急性胃腸炎ですが消化不良やアレルギーによるものもあります。
うんちはゆるいけれど元気で食欲があり、ご機嫌もよければ数日様子をみてもよいでしょう。下痢だけでなく、発熱したり吐いたりしている、便が白っぽい、食欲がなく機嫌が悪い時はその日の診療時間内に診察を受けておいたほうが安心です。
病院にいく時はうんちのついたおむつを持っていき、医師にみせるようにしましょう。血液の混じった便が出たり、おなかが痛そうな様子がある、高熱がでている、水様便が頻回でぐったりしている場合は急いで病院に行くようにして下さい。
下痢が続くと体の水分が失われて脱水を起こしやすくなるので、こまめに水分を補給するようにしましょう。湯冷ましや麦茶、スープ、赤ちゃん用のイオン飲料などを欲しがるだけ与えます。
母乳やミルクも欲しがるだけ飲ませて構いませんが、ミルクを薄める場合は医師のアドバイスを受けてから薄めるようにしましょう。
オレンジジュースは下痢を長引かせる作用があるのでジュースを飲ませる時はりんごを選ぶようにしましょう。りんごには整腸作用があるのですりおろしたものもおすすめです。 ヨーグルトや乳飲料などの乳製品は下痢を長引かせるので止めておきましょう。
離乳食は食べられるようであれば与えても構いませんが、柔らかさはその時のうんちの硬さが目安です。水様便であればスープや重湯、柔らかい便であればその状態のお粥などにしましょう。油物やなまものは避けるようにしましょう。 食欲がないときは水分の補給のみで様子をみます。
下痢の時はおしりがただれやすくなります。おむつはこまめに交換して、うんちのたびにおしりを洗い、よく乾燥させてあげましょう。
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