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「インフルエンザ」の予防接種が始まりました! - インフルエンザ(2011)【Part1】

2011年11月掲載

この記事には【Part2】【Part3】があります

【基礎知識編】すでに学級閉鎖が相次ぎ、今年も大流行が懸念されています。

2011/12年の季節性インフルエンザは、感染症統計上もっとも早い時期に発生

今年もインフルエンザの予防接種が始まりました。ほとんどの自治体で10月1日から、それ以外の地域でも順次行われる模様です。

今シーズンは、すでに北海道・京都府・神奈川県・東京都の小学校と、山口県の幼稚園で集団感染による学級閉鎖が発生しています。山口県の集団感染は9月に発生しており、これは季節性のインフルエンザにおいて、感染症統計上もっとも早い発生時期となっており※1、大流行が懸念されています。
冬を中心に毎年流行することが多く、これからまさに流行のシーズンです。

※1感染症情報センター2011年10月6日発表

インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。感染した人のせきやくしゃみによる飛沫感染と、感染した人が触れた物にウイルスが付着し、それを他の人が触ることによる接触感染がほとんどです。

症状は、38℃以上の高熱・頭痛・全身の筋肉痛・倦怠感などが特徴的で、これらの症状が急激に現れます。1週間程度で自然と治癒することがほとんどですが、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児、そして基礎疾患のある方では、悪化して肺炎や脳症などの合併症を起こす場合があります。時として命を落とすこともありますので、注意を怠らず、意識障害・呼吸困難・脱水症状といった様子が見られた際には、すぐに医療機関を受診しましょう。※2

また、インフルエンザ患者において、解熱鎮痛剤とライ症候群※3の関連性が示唆されていますので、熱があるからといって自己判断で薬を摂取すると危険です。インフルエンザの兆候がみられたら、薬の服用は、必ず医師の指示を仰ぎましょう。

※2医療機関にあらかじめ電話などで連絡をし、マスクを着用して受診しましょう。

※3ライ症候群 : 原因は不明ですが、インフルエンザや水ぼうそうに感染後、アスピリンなどの解熱剤を服用した子どもに、脳と肝臓の重篤な障害がみられる病気です。初期には嘔吐や無気力・昏睡状態・興奮や錯乱状態といった症状がみられます。死亡率が高い病気ですので、注意が必要です。医療機関では、このような背景から、アスピリンなどのサリチル酸系解熱鎮痛剤・ジクロフェナクナトリウムを含む解熱剤・メフェナム酸を使った解熱剤等は15歳未満のインフルエンザ患者へは投与しないことになっています。

インフルエンザウイルスには144もの型がある

インフルエンザには、毎年冬場に流行する「季節性インフルエンザ」と、これまで誰も経験したことのない未知のインフルエンザウイルスに感染することで起こる「新型インフルエンザ」があります。ウイルスの感染力や症状の強さは、それぞれ「型」によって異なります。

インフルエンザウイルスの「型」には、A型・B型・C型があり、さらにA型は2種類のたんぱく質(ヘマグルチニン:HAとノイラミニダーゼ:NA)の組み合わせで分類がされています。HA(H)は16種類、NA(N)は9種類で、H1N1~H16N9まで144の組み合わせ(亜型)があります。

今シーズン流行が予測されているのは、昨年と同じ季節性(A型H3N2(ビクトリア)・B型(ブリスベン))と新型(A型H1N1(カリフォルニア))の型です。この流行予測は、世界保健機関(WHO)によって、毎年2月に来シーズンの流行する型が検討され、発表されています。

このように、今シーズンの大流行が懸念されているインフルエンザですが、実は流行を食い止めるには、何よりも一人ひとりの習慣が重要だということはご存じでしょうか。【Part2】では、インフルエンザのシーズンを前に、予防習慣とかかってしまった時の対応をお伝えします。

「インフルエンザ」の予防接種が始まりました! - インフルエンザ(2011)【Part2】

この記事には【Part2】【Part3】があります

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