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「血痰が出る」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年07月26日
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「血痰が出る」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

「血痰が出る」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 気管支炎
  • 血痰
  • 咽頭炎
  • 急性上気道炎
  • 急性扁桃炎

など

また、「血痰が出る」に加えて、約4割の方が「喉が痛い」と感じていて、さらに約1割以上の方が「咳が出る」「呼吸が苦しい」「ものが飲み込みにくい」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした

推奨される診療科

  • 呼吸器内科
  • 耳鼻いんこう科
  • 内科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

咳と血痰が出てしゃべるのもつらいです

20代・女性20代・女性 のアイコン

咳が長く続いており、薬を飲んでも完全には治らない状態です。頓服薬を飲むと数時間は軽減するものの、効果が切れると再び咳が出始めます。

痰が続いて出ていましたが、最近は血痰もみられるようになっています。声もガラガラで嗄声が出ています。

最寄りの診療所・クリニックで呼吸器内科または内科、耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

記載いただいた内容から判断すると、咽頭喉頭炎から咳喘息、あるいは気管支炎を発症しかけている可能性が考えられます。耳鼻科または呼吸器内科の受診をおすすめします。

必要に応じて、抗生剤や鎮痛剤、抗アレルギー薬などが処方されることがあります。

最寄りの診療所・クリニックで内科または呼吸器内科の受診を推奨します。

消化器内科の回答消化器内科の回答 のアイコン

通常の風邪、すなわちウイルス性の上気道炎であれば、残念ながら特効薬はなく、十分な休養と栄養をとりながら自然免疫での改善を待つことになります。

しかし、痰が非常に多いとのことから、急性副鼻腔炎や細菌性気管支炎、あるいは細菌性肺炎などを合併している可能性も考えられます。その場合は自然免疫では改善しにくく、抗生剤の投与が必要になることがあります。

さらに血痰が出ている点は注意が必要で、強い炎症のほか、肺結核・肺がん・気管支拡張症などの疾患が関与する場合もあります。そのため、単なるウイルス性上気道炎と判断するには症状がやや長引いており重い印象です。

早めに内科または呼吸器内科を受診し、血液検査や胸部レントゲンなどの検査を受けることをおすすめします。

喉の痛みと茶色の痰が気になります

10代・男性10代・男性 のアイコン

昨日から体のだるさと発熱、頭痛があり、喉の痛みも強く、飲食の際には激しい痛みが走った。また、痰が茶色くなっている。

体温は39℃あり、睡眠を取れば治ると思って市販の風邪薬を服用して就寝したが、症状は一向に改善する気配がない。一体どういった病気なのか知りたい。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

いただいた内容からは、急性上気道炎の症状として矛盾しないと考えられます。痰が茶色いのは、咽頭などの粘膜に小さな傷がつき、少量の出血が混じっている可能性があります。膿性の痰や鼻水がある場合は、抗菌薬(抗生物質)の内服が必要になることもあります。

可能であれば耳鼻咽喉科を受診し、喉の状態を詳しく診てもらうことが望ましいです。お盆などで医療機関が限られる場合は、自治体の医療情報センターで受診可能な施設を確認してください。

受診先が見つからない場合は、休日診療所や耳鼻咽喉科対応の医療機関の利用も検討してください。飲食が困難な場合は点滴や入院が必要になることもあるため、早めの受診が推奨されます。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または呼吸器内科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

お話からは、風邪症状や急性扁桃炎などが考えられます。飲み込む際に強い痛みがある場合は、喉頭蓋炎の可能性も懸念されます。急性扁桃炎では口が開きにくくなることがあり、喉頭蓋炎では声の変化や息苦しさがみられることがあります。

高熱もあるため、単に自宅で休養するだけでは改善しにくいかもしれません。できるだけ早めに耳鼻いんこう科を受診することをおすすめします。

また、痰が茶色いのはやや時間の経った出血を示唆する所見であり、続く場合は呼吸器内科や耳鼻いんこう科での診察が望ましいです。

リンパ節の違和感と咳、血痰が出ています

20代・男性20代・男性 のアイコン

3日前からあご下のリンパ節付近の違和感と咳があり、一昨日の午前から症状が悪化し、悪寒、軽いめまい、頭痛が出現しました。仕事は15時に早退し、帰宅時には38.1℃の発熱があり、その後39.6℃まで上昇しました。昨日は36度台から38度台で推移し、夕方には37℃程度に落ち着きましたが、リンパ節の違和感と咳は続き、食欲は保たれていました。

今日の早朝に痰に血が混じったものが出て、その後は黄色い痰のみでしたが、9時頃にも再び血痰がみられました。血が混じる際は通常より大きめの痰の塊が絡む感覚があり、黄色い痰のみのときとは異なる状態です。

当初は扁桃炎を疑っていましたが、血痰が出ていることも含めて受診の必要性があるか、また他症状との関連について知りたいです。

最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

喉の痛みが強くなり、食事がとりにくい状態や発熱が持続し、安静にしていても呼吸が苦しい場合は、扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎などの重い炎症が考えられます。

このような場合は、早めに耳鼻いんこう科を受診することが望ましく、喉の診察に最も適した診療科です。喉の炎症では、まれに呼吸がしづらくなり窒息につながることもあります。

血痰については、点状に少量混じる程度であれば経過をみることもありますが、鮮紅色の血が痰全体に混じるような場合は早急な受診が必要です。出血源として食道や胃、気道などが考えられ、重症化すると意識低下や窒息のリスクもあります。

いずれの場合も、症状が軽いうちから早めに医師の診察を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで呼吸器内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

急性扁桃炎または咽頭炎、気管支炎に加え、それに伴う急性リンパ節炎が疑われます。喉に膿が付着している場合は抗菌薬(抗生物質)が必要となることがあり、今後再度高熱が出る可能性もあります。

血痰については、今回の炎症に伴って生じている可能性が高く、炎症が落ち着くにつれて軽快することが見込まれます。症状が改善傾向であれば経過観察も選択肢となりますが、現時点では喉よりも気管支の症状が主体と考えられます。

そのため、より安心のためには呼吸器内科の受診が望ましいと思います。

最寄りの診療所・クリニックで呼吸器内科または内科、耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

扁桃炎に気管支炎を併発している可能性があり、呼吸器内科の受診をおすすめします。黄色の痰は治りかけのサインである場合もありますが、白血球の死骸であり細菌感染が関与していることも多く、抗生剤が必要になることもあります。

血痰についても気になりますが、炎症に伴って一時的に出ている可能性が考えられます。症状が軽快傾向であれば経過観察も可能ですが、変化がない場合は早めの受診が望ましいです。

しかし、明日になっても改善がなければ受診をおすすめします。発熱が続き食事がとれない場合は、当番医の受診をおすすめします。

喉の痛みと血痰が出ています

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3日前の15時頃に喉の痛みと微熱があり外出したが、帰宅後に痛みが悪化し、関節痛や頭痛も出現して38.8度の発熱がありました。

2日前は朝から38.5度以上の高熱が続き、14時頃には39.1度となったため内科を受診し、喉の風邪と診断され内服薬が処方されました。服薬後は体温が37度台まで低下しました。

昨日は午前中37度台、午後は平熱まで下がったのですが、喉の痛みや違和感は残り、嚥下時や発声時に特に痛みがありました。午後から血痰も出るようになり、喉スプレーは効果がなりませんでした。

今日の朝は平熱ですが、喉の症状は改善していません。明後日から宿泊を伴う学校行事があるため、早めに対処したいと思っています。学校行事に参加してよいかも不安です。

最寄りの診療所・クリニックで内科または耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

のどの痛みや違和感からは、風邪に気管支炎を併発している可能性が考えられます。痰や血痰についても、気管支炎が原因となっている可能性があります。症状が強くない場合は、このまま様子をみてもよいと思います。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

いただいた内容からは、ウイルス性の上気道炎(いわゆる風邪症候群)と考えて矛盾しません。基本的には本日は自宅で安静に過ごし、明日の朝に発熱がなければ登校しても問題ないと考えられます。

ただし、明後日から宿泊を伴う予定があるとのことなので、不安があれば明日にでも耳鼻いんこう科の受診をおすすめします。喉の症状が中心であるため、内科よりも耳鼻いんこう科の方が適した診療科です。

喉の痛みと緑色や血の混じった痰が出ています

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喉がヒリヒリと痛み、声が枯れてほとんど出ない状態で、気管が狭くなったような感覚もある。緑色の痰や血が混じった痰が出ており、唾を飲み込むと痛み感じます。

最寄りの病院で内科または呼吸器内科、救急科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

記載されている症状からは、急性咽頭炎から急性咽頭喉頭炎が疑われます。

急性咽頭炎はウイルスや細菌感染、乾燥などにより咽頭に炎症が起こる疾患です。これが喉頭や声帯に及ぶと、声が出にくくなるなどの急性咽頭喉頭炎の状態になります。さらに感染が気管支まで広がると急性気管支炎となり、胸の奥からの咳が目立つようになり、悪化すると肺炎に至ることもあります。

喉頭蓋が腫れる急性喉頭蓋炎では、呼吸困難や嚥下障害、くぐもった声などが出現し、重症の場合は窒息の危険があります。

痰に血が混じる場合は、強い咳や炎症により咽頭や喉頭の粘膜が傷つき出血している可能性があります。症状が強い場合は早めの医療機関受診が必要であり、内科や呼吸器内科の受診がおすすめです。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

症状からは、扁桃炎、喉頭蓋炎、扁桃周囲膿瘍などの疾患が疑われます。まずは近くの耳鼻いんこう科クリニックなどの医療機関を受診することをおすすめします。診断がつけば、それぞれに応じた適切な治療を受けることができます。

なお、喉頭蓋炎は緊急性の高い病態であり、息苦しさが急速に悪化している場合は重篤な状態の可能性があるため、救急車を要請し、大きな医療機関の救急科を受診してください。

血痰と喉の痛みがあります

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1週間前の早朝に痰が詰まったような状態となり、嘔吐した際に血痰が出ました。その後、昼頃にも2回血痰がみられ、単なる血混じりではなく血そのものを吐くような状態でした。夏にも同様の症状が一度あり、ひと月前頃から断続的に喉の痛みが続いています。

年間を通して時々喉の痛みがあり、受診時には風邪と説明されたが原因がはっきりしない状況です。どの診療科を受診すべきか分かりません。

最寄りの診療所・クリニックで呼吸器内科または耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

咽頭痛がしばらく続いていることや血が出ている状況からは、まず咽頭由来の出血の可能性が高いと考えられます。そのため、耳鼻いんこう科専門医のクリニックを受診し、喉頭ファイバー(細いカメラ)で咽頭から喉頭までしっかり観察してもらうことで原因がはっきりする可能性があります。

もし、耳鼻いんこう科で原因がはっきりしない場合は、声門より下の気管支や肺からの出血も考慮する必要があり、その際は呼吸器内科専門医のいる大きな医療機関での受診をおすすめします。この場合は胸部レントゲンに加え、胸部CT検査を併用するとより詳しくわかると思います。

受診までの間はマスクの着用や室内の加湿、トローチやのど飴の使用などで喉と気道の保護を行うとよいでしょう。

最寄りの病院で内科または消化器内科、耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

昨年胃カメラ検査を受けましたか?昨年の検査で問題がなかった場合は、現時点で悪性腫瘍の可能性は高くないと考えられます。

もし胃カメラを受けていない場合、最も注意すべきものは肺がんや結核です。

胃カメラでは喉の一部も観察されるため、まずは消化器内科を受診し、もし病変が喉に限局している場合は、その後に耳鼻いんこう科へ紹介される流れになります。

血痰と鼻血が気になっています

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一昨日の深夜に飲酒後、バス降車時に千鳥足でバランスを崩し、おでこを手すりに強打しました。酔っていたため当初は痛みを感じず帰宅し就寝しましたが、翌朝に血の混じった痰に気づき内科を受診しました。医師からはしばらく様子をみるよう指示があり、特別な処置は行われませんでした。

その後、自宅で安静にしていたところ、翌日に一度まとまった鼻血が出ましたが現在は止まっています。ただし細かい血痰は続いており、打撲部位にも重い感じが残っています。今後は出張や会議、送別会など予定が詰まっており、このまま経過をみてよいか迷っています。

最寄りの診療所・クリニックで外科または形成外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

かなり泥酔状態での打撲であるため、現在も口腔内から出血が続いている場合は、額だけでなく口腔内にも打撲による挫傷がある可能性があります。

口腔内の損傷は多くの場合経過観察となり、出血が多くなければ安静にして回復を待つのが基本です。今回の出張時の飲酒については、再発リスクを考えると控えた方がよいと考えられます。

今後、打撲部位に内出血による紫色の変化が出る可能性があり、見た目が目立つこともあるため、必要に応じてマスクやサングラス、帽子などで隠された方がよいと思います。

救急病院の外科や休日診療の形成外科では、打撲後の炎症を抑える薬の処方が可能な場合があるため、受診できる医療機関があれば相談するとよいでしょう。現時点で吐き気や強い頭痛などがなければ、CT検査は必要がない印象です。

自宅で安静を推奨します。

神経内科の回答神経内科の回答 のアイコン

すでに鼻出血が止まっているのであれば、現時点で緊急性は高くないと考えられます。一昨日の転倒が今朝の鼻出血に直接影響したと考えるのはやや無理があり、偶発的なものの可能性もあります。基本的にはこのまま経過観察で問題ないと考えられ、出張についても特に制限はありませんが、念のため保険証は携帯しておくとよいでしょう。

ただし送別会などでの飲酒は控えた方がよく、再度の泥酔による転倒は脳への負担や再受傷のリスクがあります。頭部打撲で注意すべき症状としては、強い頭痛の持続、止まらない出血、意識障害、けいれん、激しい嘔吐、歩行障害、片麻痺やしびれなどがあり、これらがあれば急性硬膜外血腫や硬膜下血腫、脳挫傷などの可能性があるため救急受診が必要です。

ただし今回の経過ではそれら重篤な疾患の可能性は低く、過度に不安にならず様子をみて問題ないと考えられます。数日間は激しい運動は避けたほうがよいかもしれません。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科または脳神経外科の受診を推奨します。

脳神経外科の回答脳神経外科の回答 のアイコン

血痰については、鼻出血が原因である可能性が高いと考えられます。鼻粘膜の一部から少量の出血が起き、それが喉に流れて痰に混じっていることもあり得ます。

現時点で緊急性のある状態とは考えにくく、特に強い症状がなければ経過観察で問題ないと思われます。CT検査も必須ではありませんが、その後気になる症状が出てきた場合には検討するとよいでしょう。

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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。