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1か月以上前からの「腕が上がらない」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年08月02日
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1か月以上前からの「腕が上がらない」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

1か月以上前からの「腕が上がらない」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 肩関節周囲炎
  • 疼痛
  • 不安障害
  • 頚椎症

など

また、「腕が上がらない」に加えて、3割以上の方が「腕が痛い」、約2割の方が「肩が痛い」「肩関節が痛い」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 整形外科
  • 脳神経内科/神経内科
  • 内科
  • 精神科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

腕が上がらないくらいの右肩・右鎖骨周辺の痛み、しびれ

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1か月ほど前から右肩の痛みが続き、一時は腕が上がらない状態になりました。その後、肩を強くたたかれたり人とぶつかったりしたことをきっかけに、右鎖骨周辺の強い痛みや右腕のしびれ、力の入りにくさが出ています。

レントゲンでは異常がないと言われましたが、深呼吸や仰向けで寝るだけでも痛みがあり、首を動かすと鎖骨周辺が引っ張られるように痛みます。長期間改善せず、原因が分からず不安です。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

レントゲンで骨に異常がなくても、筋肉や神経の障害によって強い痛みやしびれが生じることがあります。症状からは胸郭出口症候群や頚椎症などが考えられます。

まずは整形外科で詳しく診てもらい、骨以外の組織や神経の異常を確認することが大切です。整形外科で原因がはっきりしない場合は、痛みの専門であるペインクリニックで治療や評価を受けることも検討してください。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

循環器内科の回答循環器内科の回答 のアイコン

レントゲン検査は骨の異常を確認するための検査であり、筋肉や腱、関節内部の状態までは十分に評価できません。長引く痛みや腕が上がらない症状が続いている場合は、肩関節や周囲組織の損傷が隠れている可能性があります。

肩を専門とする整形外科を受診し、MRI検査を受けて関節や軟部組織の状態を詳しく調べてもらうことをおすすめします。

胸郭出口症候群による腕の上げ下げの痛み

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3週間ほど前から腕を前方や上方へ上げると、鎖骨の下から肩の裏側にかけて鋭い痛みが出るようになりました。仕事で肩の高さまで腕を上げる動作が多く、そのたびに痛みが強くなります。

医療機関では胸郭出口症候群と診断され、湿布や痛み止めを使用していますが改善がみられません。仕事を休めないため、痛みを和らげる方法や今後の治療について知りたいです。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

胸郭出口症候群であれば、湿布だけでなく内服薬による鎮痛治療やリハビリテーション、場合によっては装具治療が必要になることがあります。

改善しない場合は再診を受け、現在の治療内容を見直してもらうことが重要です。痛みが強い場合には、ペインクリニックで専門的な疼痛管理を受ける選択肢もあります。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

症状からは胸郭出口症候群だけでなく、頚椎症性神経根症、肩関節周囲炎、肩腱板断裂などの疾患も考えられます。

市販の消炎鎮痛薬で対症療法を行いながら、MRI検査が可能な整形外科で詳しい検査を受けることをおすすめします。原因によって治療方法が異なるため、早めに専門的な診断を受けることが大切です。

頸椎の変形による腕が上がらないほどの痛み、指のしびれ

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最初は右肩の痛みから始まり、次第に腕が上がらなくなりました。

その後、首もほとんど動かせないほどの激痛となり入院しました。検査では頚椎の軽い変形を指摘されましたが、手術が必要な状態ではないと説明されています。

しかし現在も肩甲骨や脇の痛みが続き、指のしびれもあります。箸や包丁を使うことや子どもを抱っこすることも難しくなり、日常生活に大きな支障が出ています。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

症状からは頚椎症性神経根症によって首の神経が刺激され、肩甲骨周辺の痛みや腕の症状が続いている可能性があります。画像上で大きな異常がなくても神経症状が残ることはあります。

運動器リハビリテーションに力を入れている整形外科へ転院し、理学療法士による継続的なリハビリを受けることをおすすめします。症状悪化を防ぐためにも早めの受診が望まれます。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

形成外科の回答形成外科の回答 のアイコン

MRI検査で重大な神経障害は否定的と考えられますが、胸郭出口症候群や頚椎椎間板ヘルニアなどが完全に除外されたとは言えません。脊椎専門医による再評価を受けることで、症状の原因が明らかになる可能性があります。

また、肩の動きが悪くなっている場合には拘縮が進行していることも考えられるため、適切なリハビリ指導を受けることも重要です。

片づけの際に生じた左肩の激痛から腕が上がらない

50代・男性50代・男性 のアイコン

布団を片付けていた際に左肩へ突然激痛が走り、それ以降20日ほど経っても痛みが続いています。

特に上腕の付け根から二の腕にかけて痛みがあり、腕を上げると激痛になります。夜間は眠っていても痛みで目が覚めることがあり、日常生活にも支障が出ています。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

症状からは肩関節唇損傷が疑われます。肩関節内の軟骨組織が損傷すると、腕を上げた際の強い痛みや夜間痛がみられることがあります。

整形外科を受診し、まずレントゲン検査を受けて状態を確認してもらうことをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

放射線科の回答放射線科の回答 のアイコン

症状や受傷状況からは上腕二頭筋長頭腱の損傷が考えられます。また腱板損傷との鑑別も必要です。これらは診察だけでなくMRI検査による評価が重要になります。

MRI検査が可能な整形外科を受診し、腱や筋肉の状態を詳しく調べてもらうことをおすすめします。

五十肩が疑われる腕の痛みで腕が上がらない

50代・女性50代・女性 のアイコン

腕が前方へは90度程度、横方向へは45度程度までしか上がらず、五十肩ではないかと思っています。最近は痛みが強くなり、夜も眠れず、頭痛や指先のしびれも出てきました。

自然に治るという話も聞きますが、このまま様子を見てよいのか不安です。接骨院にも通いましたが痛みが悪化したように感じています。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

症状からは肩関節周囲炎、いわゆる五十肩が疑われます。ただし接骨院では正確な診断や画像検査はできません。

整形外科専門医を受診し、レントゲンやCTなどを用いて原因を確認したうえで、適切な薬物治療やリハビリを受けることが大切です。まずは医療機関で診断を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

呼吸器外科の回答呼吸器外科の回答 のアイコン

症状からは五十肩の可能性が高いと考えられます。しかし指先のしびれもあるため、肩関節や神経の状態を詳しく調べる必要があります。

総合病院の整形外科を受診し、MRI検査を受けて原因を明確にしたうえで治療を開始するのが望ましいでしょう。診断がつかないまま整骨院で治療を続けることはおすすめできません。

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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。