脳下垂体腫瘍(下垂体腺腫など)の治療が可能な病院 - 病院・医院・薬局情報

間脳下垂体腫瘍について

下垂体は脳の最深部にある直径1~2cmほどの小さな組織で、色々なホルモンを分泌して体を正常な状態に保つ働きを担っています。この部分にできる腫瘍としては下垂体腺腫、ラトケ嚢胞、頭蓋咽頭腫、髄膜種などがあり、中でも下垂体腺腫は頻度が高い(脳腫瘍全体の約18%を占める)腫瘍です。

腫瘍はホルモンを出すタイプ(機能性下垂体腺腫)と、出さないタイプ(非機能性下垂体腺腫)とに大きく分かれます。

症状

症状として、腫瘍がまわりの脳や視神経などを押しよけることによって起きるものと、ホルモンが出すぎたり逆に出なくなったりすることによるものとに分けられます。
腫瘍が視神経などを圧迫すると、徐々に視力が低下したり、視野(見える範囲)が狭くなったりします。
また機能性下垂体腺腫の場合は、ある特定のホルモンが無秩序に分泌されて体の中で過剰な状態となり、さまざまな症状が出現します。
※ホルモン分泌異常には下記のようなものがあります。

  1. プロラクチン
    生理が不規則になったり、妊娠しにくくなったり、男性では性欲低下などを起こします。
  2. 成長ホルモン
    身長や手足の先が大きくなったり(先端肥大症)、顔つきが変化したりします(巨人症)。ほかに血圧が上がったり、糖尿病になる場合があります。
  3. 副腎皮質刺激ホルモン
    顔面や体が肥満になったり、高血圧や糖尿病になったりします。
  4. 甲状腺刺激ホルモン
    動悸がしたり、身体がやせたり、疲れやすくなったりします。

下垂体腫瘍の治療

下垂体腫瘍の多くは良性腫瘍であり、何も症状がなければ定期的な経過観察のみで治療が必要の無いケースも多数あります。一方で圧迫による症状やホルモン分泌異常がある時には治療が必要となります。
治療には薬物治療や手術、放射線照射などがありますが、患者さんに適した方法を検討します。現在では、一部の腫瘍を除いて薬で完全に治療することは難しく、手術が必要になることが多く、その場合には経鼻内視鏡手術や開頭手術を行います。

関連項目
脳神経外科

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