東山形やまかわクリニック (山形県山形市)

東山形やまかわクリニックは、レントゲン設備もない小さなクリニックです。

元来、医療は、原因を診断して治療を行うものですが、レントゲン撮影ができないため、痛みの原因をおおよそ見当はついても、正確に診断することはできません。どちらかというと、痛みに対して当院で診断をつけるというよりも、既に他院で診断がついて加療されていても、中々改善されない方の慢性痛の緩和をお手伝いさせていただきます。
(帯状疱疹やいわゆるぎっくり腰・腰椎ヘルニアの急性増悪は、この限りではありません)

神経ブロックは行いません。西洋薬・漢方薬・その他で加療していきます。

慢性疾患は生活習慣による場合も多く、必要時には生活指導も行います(別途有料)。
また、痛みは身体的に限ったことではなく、長引く体調不良やストレスのために心的に痛みを受けた方も、診させていただきたいと思っています。

私は、医学部を卒業後、麻酔科を専攻して主に手術麻酔に携わっていましたが、2014年に前任の病院で、それまで関心のあったペインクリニック外来を開設しました。診療を行なっていくうちに、ヒトには元来自然治癒力があるはずなのに、現代人はそれを最大限に活かす事ができているのだろうかと疑問に思うようになり、予防医学を学び始めました。病気が発症する際には、生来の遺伝的素因よりも、食生活や運動、睡眠といった環境要因が深く関わってきますが、この事を知る方はまだ少なく、それを皆様にお伝えしながら、健康寿命を延ばすお手伝いをさせていただきたいと強く思うようになり、クリニックを開院しました。
痛みは辛く、時には人格さえ変えてしまいます。対処療法だけでなく、痛みを起こす原因も考えながら診療にあたっていきたいと思います。

専門分野は麻酔一般とペインクリニックで、それぞれ専門医資格を有しております。
当医院で麻酔科医としての実務はありませんが、一期一会で、短い時間で信頼を構築してゆく必要のある長年の麻酔科医としての経験が、ペインクリニックの現場で役立っていると感じています。痛みだけでなく、慢性の体調不良の方も一度受診して頂きたいです。
一緒に生活の質をあげて、健康寿命を延ばしていきましょう。

受診の際、少しでもほっとして頂けるような、癒しの空間作りを目指しました。友人達から贈られた壁時計はとても可愛いので見てください。また、当院は下足のままでバリアフリーとなっております。