綱島公園坂クリニック (神奈川県横浜市港北区 | 綱島駅)

これまで私は、腎臓疾患や泌尿器がんを中心に、大学病院など高度医療の現場で数多くの診療と手術を経験してまいりました。そうして培った知識と技術を地域の皆さまへ還元し、日常の診療に活かしていくことが私の使命だと考えています。

「肝腎要」という言葉が示すように、腎臓は生命を支える要であり、その機能を守ることは健康寿命の延伸にも直結します。当院では、腎機能の保全に加え、生活習慣病や泌尿器疾患の早期発見・早期治療に注力し、長く健やかな暮らしを支えていきたいと考えています。体調に不安を覚えたときや、どこに相談すべきか迷うときも、まずは気軽にご来院ください。地域の皆さんにとって安心できる“かかりつけ医”であり続けられるよう、一人ひとりに寄り添った診療を心がけてまいります。

院長 清水 俊洋(しみず としひろ)

東北大学医学部を卒業後、八戸市立市民病院で研修を受け、泌尿器科に進みました。腎不全患者の治療を通じて腎移植に関心を深め、東京大学医学部附属病院に入局。前立腺がんや膀胱がんなどの悪性腫瘍から排尿障害といった良性疾患まで幅広く診療し、臨床力を培いました。その後、腎移植の実績で国内有数の自治医科大学附属病院に移り、移植手術や透析関連手術、免疫抑制療法に携わるとともに、研究で学位も取得。医局長として教育や組織運営も担いました。

高度医療で培った知識と技術を地域に還元し、診断から治療まで一貫して行える体制を整えることが、患者さんにとっても病院にとっても大きな意義になると考え、2025年9月、綱島公園坂クリニックを開業するに至ります。

当院は、一般内科の幅広い診療に加え、泌尿器科・腎臓内科の専門診療、さらに透析シャント手術に力を入れています。
内科では、風邪やインフルエンザといった急性疾患から、高血圧や脂質異常症など生活習慣病の管理まで対応。健康診断や予防接種も行い、地域の皆さまの健康を支えています。
泌尿器科では、頻尿・排尿障害・尿路感染症・尿路結石・前立腺肥大症などの身近な症状はもちろん、前立腺がんや腎がんの術後フォローアップやホルモン療法、早期発見のためのPSA検査にも対応しています。
腎臓内科では、慢性腎臓病に対して詳細な検査と定期的なモニタリングを行い、生活習慣指導や薬物療法で進行を抑制。必要に応じて基幹病院と連携し適切な治療へつなげます。透析治療は行っていませんが、命綱となるシャント手術は特に得意分野であり、初回造設から維持管理まで責任を持ってサポートしています。

専門的な検査から診断・治療まで、院内で一貫して行える体制を整えています。CT検査、レントゲン透視、膀胱鏡、超音波(エコー)、尿流量測定、血液・尿検査など、多様な検査が院内で実施でき、初診から診断、治療方針の決定までをスムーズに進めることができます。大病院では検査のたびに予約や長い待ち時間が発生し、負担から受診をためらう方も少なくありません。当院ではそうした不安や手間を軽減し、患者さんにとって身近で安心できる環境で質の高い医療を提供することを目指しています。