医療法人幸英会 さとう内科おなかクリニック (長野県上田市 | 上田駅)

胃がんや大腸がんは、自覚症状が出たときには転移のリスクが高まる「進行がん」になっていることが多いため、何もないときにこそ内視鏡検査を受けていただくことが大切だと思っています。
医院のリニューアルに伴って、胃・大腸内視鏡検査をはじめ、地域のかかりつけ医として内科診療にもいっそう力を入れていきます。皆様が安心して受診できるクリニックを目指して尽力してまいりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

院長 佐藤 幸一(さとう こういち)

日本医科大学医学部を卒業後、信州大学医学部第二内科に入局し、大学病院や信州医療センター、長野赤十字病院などの基幹病院で、胃がんや大腸がんを始めとする消化器疾患全般を幅広く診療し、消化器内視鏡による診療技術についても研鑽を積んでまいりました。その後、大学病院に戻り、消化器内科で外来診療を受け持ちながら大学院に進み、主に大腸がんの研究で学位を取得しています。

当院は、父が「佐藤胃腸科内科」として開業し、長年にわたり地域医療を支えてきました。2022年に医院を継承し、2024年に全面的に改装したのを機に「さとう内科おなかクリニック」に改称し、現在に至ります。

胃もたれや腹痛、便秘などの消化器疾患をはじめ、高血圧や糖尿病といった生活習慣病、風邪、インフルエンザなどの内科疾患にも幅広く対応しています。「何科にかかったらいいのかわからない」といったご相談も含めて、消化器病専門医、総合内科専門医として全身をトータルで診療し、適切な検査や治療に結びつけていきたいと考えています。

消化器内視鏡検査では、胃カメラと大腸カメラの検査体制を整え、早期発見・早期治療に努めています。胃カメラ検査は、経鼻・経口の両方に対応し、ご要望があれば鎮静剤を使用しての検査も可能です。大腸カメラは、トイレ付きの個室を4部屋新設したので、初めての方や不安のある方は看護師の見守りのもとで下剤を服用していただけます。また、検査中に大腸ポリープが見つかった場合、当院で対応可能な大きさでしたら、事前に患者さんの同意をいただいた上で切除することもできます。

一般的な血液検査や胸部レントゲン検査の他に、新たに超音波検査(腹部エコー)装置を導入しました。腹部エコーでは、肝臓や膵臓、腎臓などの状態を確認することができますが、特に、肝硬変や肝臓がんのリスク要因といわれている「脂肪肝」について、蓄積している脂肪量を測れる機能を備えたものを採用しています。