明石なないろキッズクリニック (兵庫県明石市 | 林崎松江海岸駅)

当院は小児科として診療を行いますが、3階の耳鼻咽喉科と密に連携しております。小児科と耳鼻咽喉科はもっと連携して診療していくべきだと思っていて、「この症状は小児科に連れて行くべきか、耳鼻咽喉科へ行くべきか」と悩んでいる親御さんに、「ここに来たら大丈夫。まずはここに相談してみよう」と思っていただけるように、スタッフ一同頑張っていきたいと思っています。
あとはアフターフォローに力を入れています。例えば風邪の患者さんにお薬を処方して終わりではなく、もしかしたら帰宅後に急に熱が上がってしんどそう、という状況になってしまうかもしれない。そんな時に備えて、チャットを利用して相談できるようにしています。できる範囲ではありますが診療後もアプリを通してすぐに連絡が取れる、という安心感をご提供したいと思っています。

私は大阪市立大学(現:大阪公立大学)を卒業後、小児外科の道に進み研鑽を積みました。15年程度経って、手術の適応を熟知した小児外科医としての経験が幅広い病気を診察する小児科診療に役立つのではと考え、一念発起して小児科に転科しました。転科後、小児科の外来をしていると小児外科で経験を積んできたことがすごくプラスになっていると感じています。

一般的な小児科症状の診察に加えて、私自身が小児外科を専門にしてきましたので、転んで擦りむいたなどの外傷はもちろん、泌尿器、消化器系の疾患まで診療することができます。臍(さい)ヘルニア、いわゆるでべそや、小児鼠径(そけい)ヘルニア、精巣が下りてこない停留精巣(ていりゅうせいそう)などの小児の疾患も、気軽にご相談いただけます。中でも臍ヘルニアは、赤ちゃんの5人から10人に1人の割合で起きる症状ですが、小児外科の領域であるために、クリニックによっては対応が難しい場合もあります。小児外科を診療するクリニックは全国でもまだまだ不足しているため、当院がお役に立てる機会は多いと期待しています。

待合室は緑を基調にし、公園をイメージしました。大きな電子黒板も備えており、待ち時間も退屈することはないと思います。
感染対策のため、発熱患者さんは個室対応とし、診察から処方・会計まで個室で行います。
子どもに圧迫感を与えないためスタッフもフランクに接するように心がけており、いい意味でクリニックっぽさを出さないようにしています。
スタッフの笑顔が患者さんやその親御さんへの安心感につながるため、スタッフが気持ち良く能力が発揮でき、笑顔で働ける環境づくりを意識しています。