喜島クリニック (東京都港区 | 広尾駅)

患者さんとの距離感を大切にしています。近すぎてもダメ、遠すぎてもダメ。患者さんが受診する不安を感じないように、バランスですね。あとは、症状などをなかなか上手く伝えられない患者さんなんかもいますから、患者さんの言葉だけではなく、様子をよく見ることも大切だと考えています。

「信頼とゆとり」を掲げて、ひとりひとりの患者さんに対して、適切にゆっくりと診療していきます。内視鏡検査はもちろん、胃痛や胸やけ、下痢/便秘などの身近なトラブルからそのほか消化器症状など、いろいろご相談ください。

医師を志したのは、手先が器用だったのと、親が外科医だった影響が大きいかな。医大では、自分のやったことに対して結果がでることをやりたいと思って、外科を専門に。ものづくりとか工作のようなことが大好きだったから、それに通じるところもあるかな。やっぱり今でも、結果がでる、見えやすいというところにやりがいを感じますね。

趣味はいっぱいありますよ。芸術関係だと、写真や音楽、ピアノを弾いたり、いろいろ。あとは自転車ね、ロードバイクでサイクリングしたり。だから休みの日は、朝に自転車乗って、あとピアノ弾いて英語の本読んだりして過ごしていますね。

消化器疾患、特に内視鏡を使った検査や治療ですね。内視鏡検査は、病気を小さいうちに見つけられるんですよね。そうすることで、患者さんにとってもより小さな負担で適切な治療ができる。だから、内視鏡検査には特に力を入れているし、自分の技術も磨いてきました。使っている内視鏡や関連機器は、がんをより見つけやすい技術を搭載しているものやチューブの細いものにするなど、精度や患者さんの苦痛の軽減、安全性などに配慮して、定期的に見直しをしています。

患者さんにとっては不安や恐怖を感じやすい検査かもしれませんが、あまり心配しないで、いろいろ相談してほしいと思っています。それだけの自信はありますから。

求めているものは「ゆとりと信頼」です。すぐ近くにある日赤医療センターに数十年勤務していたのですが、大病院での外来は何十人も待っていますから、どうしてもひとり2,3分と時間をかけられませんでした。それが自分の中では満足ができなくて。だから「ゆとりと信頼」を掲げて、この馴染みのある土地に開業しました。

患者層のメインは60代で、あとは比較的、高齢者が多いですね。90歳代で内視鏡をする人もいますよ。最高齢は102歳だったかな。来院のきっかけは、内視鏡検査が目的だったり、消化器系や呼吸器系の症状だったり、さまざまですね。