塩田病院 (広島県広島市南区 | 向洋駅)

「患者さんの人格を尊重し、患者さんとそのご家族を心のこもった医療で支えていく」が当院の理念です。
この先100年を超えても地域の皆さんから信頼され、その信頼に応え続けられるよう、これからも尽力してまいります。

病に倒れる前にご自身の体調の変化に気づき、どんなことでも相談にいらしてください。患者さんとそのご家族を心のこもったチーム医療で支えさせていただきます。

副院長 塩田 仁彦(しおた まさひこ)

当院は1951年に祖父が創立した病院です。幼い頃から、祖父や2代目である父が、医師として地域に貢献している姿を見て育ちましたので、自然と「自分も同じように人の役に立つ医師になりたい」と考えるようになりました。

藤田医科大学卒業後、広島大学病院の第一外科に入局して、消化器疾患など一般的な外科手術の経験を積んだ後、県立広島病院の小児外科に移り、新生児から小児までのさまざまな病気の治療に携わりました。
その後は、マツダ病院で消化器領域を中心に数多くの開腹手術をはじめ腹腔鏡を含む内視鏡手術の研鑽を積み、五日市記念病院では脳出血や脳梗塞、くも膜下出血などの患者さんの診療を通して中枢性の神経疾患についても知見を深めてまいりました。

「外来診療」「入院」「在宅医療」を三本柱に、地域の方々にきめ細やかな医療を提供していることが当院の特徴です。

外来診療では、「腎臓こそが大事な臓器」と捉え、早期に腎疾患を見つけて早期介入するための取り組みに力を入れています。

また、入院医療においては、末期の患者さんに対しても、最期まで「経口のアプローチ」を諦めず、患者さんの人格を尊重し、患者さんとそのご家族を心のこもったチーム医療で支えてまいります。

在宅医療において現在は、厳しい基準をクリアした医療機関に認可される「機能強化型在宅療養支援病院」に認定されています。「困っている方のもとに、どこにでも訪問します」をモットーに、広島市南区だけではなく市内全域をカバーして、意向に沿った医療・介護を提供しております。

院内には25床の療養病床があり、脳卒中や心筋梗塞といった重篤な疾患のほか、骨折、新型コロナウイルス感染後の療養など、現在も高齢の方を中心にさまざまな理由で入院されています。