樋󠄀口内科医院扇町 (新潟県柏崎市 | 東柏崎駅)

人生100年時代といわれる今、誰もが「元気で長生きし、豊かな人生を送りたい」と願っているのではないでしょうか。当院では、脳梗塞や脳出血など、日常生活に大きな影響を及ぼす脳卒中を予防することで、地域の皆さまの健康寿命を延ばすことを目指しています。
専門である脳神経内科の疾患はもちろん、風邪やインフルエンザなどの感染症、糖尿病や高血圧といった生活習慣病まで、地域の“かかりつけ医”として幅広く診療しています。体調のことで気になることがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。
これまで培ってきた知識と経験を生かし、皆さまの健康と安心を支える存在であり続けられるよう、誠実に取り組んでまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

院長 樋󠄀口 真也(ひぐち しんや)

大阪公立大学医学部附属病院脳神経内科に入局後、基幹病院で診療の基礎を学ぶ中で、脳神経内科をより深く学びたいという思いが強まり、日本有数の実績を持つ国立病院機構新潟病院に勤務。脳卒中やパーキンソン病、頭痛など多様な症例に携わり、研鑽を積んできました。
また、へき地医療にも関心があり、2014年から柏崎市の山間部にある診療所で所長を務めました。常勤医師が一人という環境で幅広い診療に対応しながら、プライマリ・ケア認定医・指導医の資格も取得。地域に根差した医療に10年間携わった経験は、私の原点ともいえる貴重な時間となりました。

基幹病院では脳卒中患者さんの治療を多く担当しましたが、「発症前に予防できていたら」と感じる場面がたびたびありました。予防医療を通じて一人でも多くの方が元気に、充実した生活を送れるよう支えたいと、2024年に当院を開業しました。

当院では、風邪や胃腸の不調といった日常的な症状から、頭痛・めまい・認知症など脳神経領域まで幅広く診療する「プライマリ・ケア」を実践しています。
なかでも注力しているのが、脳卒中予防につながる診療です。脳卒中は、高血圧や脂質異常症、慢性心不全、心房細動、無呼吸症候群などが引き金となるため、これらの原因疾患をしっかり管理することが重要です。

さらに、原因が分かりづらい「めまい」の診療にも力を入れています。専用のVRゴーグルを用いた電気眼振図検査により、めまいの原因が大脳・小脳・末梢神経・耳のどこにあるかを判別。必要に応じて聴力検査や画像検査も組み合わせ、的確な診断と治療につなげています。

診察室は2部屋あり、歩行障害や運動障害のある患者さんも安心して診察できるよう、ゆとりある広さを確保しています。また当院では、診察の前後に看護師による問診を実施しています。これは、患者さんの声を丁寧に拾い、医師と看護師の両方でお話を伺うことで、より的確な診療につなげることを目的としています。スタッフは経験豊富で話しやすい人ばかりですので、医師には話しづらいことも気軽にご相談いただければと思います。