OHANAキッズファミリークリニック (東京都葛飾区 | 四ツ木駅)

当クリニックは、お子さんが安心して受診できるような雰囲気づくりを大切にしています。なるべく笑顔で声がけし、お子さんを怖がらせないようにすることを常に心がけ、ご家族ともども笑顔で帰ってもらえるのがスタッフ全員の目標です。お子さんを中心に、その家族や地域の方も気軽に来院できるような暖かいクリニックであり続けるよう努めてまいります。

院長 稲毛 祐基子(いなげ ゆきこ)

東京医科大学卒業後、小児科に入局し、大学病院、日本赤十字社医療センターの未熟児・新生児科などで小児疾患全般について研鑽を積み、小児科専門医の資格を取得しました。
その後、大学のNICU(新生児集中治療室)や八王子医療センター小児科などに勤務し、臨床経験を積みました。未熟児や早産児も数多く診療し、具体的な支援やサポートを専門的に学ぶため、国立精神・神経医療研究センター研究所やカナダの小児病院で研究と臨床に研鑽を重ねた後、都内の療育センターで重症心身障害や神経発達症、発達がゆっくりな子どもたちの診療に携わりました。

当院は1928年に祖父母が開業し、私で三代目になります。2020年に医院を建て替える際、名称を「OHANAキッズ・ファミリークリニック」に変え、院長に就任しました。

地域のかかりつけ医として赤ちゃんから高齢者まで幅広く対応していますが、病気の予防や早期発見のための予防接種や健診と、子どもの成長や発達相談に力を入れています。「言葉が出てくるのが遅い」など、発達や成長に心配な点があり、育てにくさや悩みを抱えているご家族の相談に乗り、具体的な支援につなげていくことを目指して取り組んでいます。

発達に関する悩みは、一般診療とは別に時間枠を設け、じっくり時間をかけてお話を伺い、具体的にどのようなことに不安や心配があるのかをお聞きして、なんらかの基礎疾患を疑い、検査が必要であれば大きな病院で検査をお願いしたり、できる限り診断につなげていきます。その上で、保健所や保育園、学校といった地域の公的機関と連携し、必要であれば療育(発達支援)機関をご紹介するなど、そのお子さんに必要だと思われる支援につなげています。

建物は入口から院内全体をバリアフリーにして、ご高齢の方や障がいのある方、車椅子の方も利用しやすいように整えました。屋根を高くしてできるだけ明るくし、内外装に木の温もりを取り入れて、安心して落ち着ける空間になっています。
また、感染対策では、入口から感染者を分け、陰圧室(隔離室)を設けたり、予約制で感染者と非感染者が接触しないように配慮しています。