おくむら大腸肛門クリニック (岡山県岡山市北区 | 田町駅)

当院は肛門専門病院として40年以上の歴史があり、いぼ痔、切れ痔、痔瘻などの肛門疾患に対し薬による治療および手術治療を行っています。手術については麻酔や手術方法の進歩により、現在当院では手術の95%を身体的・経済的に負担の少ない日帰り手術で行っています。近年では注射でいぼ痔を治療する「ジオン注硬化療法」も積極的に取り入れております。
ただ治療の基本は便秘などの生活習慣の改善が大切と考えており、普段からおしりに負担をかけない生活の指導に力を入れています。便秘の治療については日本消化器病学会から発表されている「慢性便秘症診療ガイドライン」に従って治療を行っています。

一般的に痔は良性の病気であり、一刻を争うものではありません。「患者さんがどこまで治したいか」で治療法を選んでいただいてよい病気です。当院で手術になるのは外来患者さんの10%程度であり、手術が必要な場合でもこちらから一方的に手術をお勧めすることはありませんし、皆さんに充分に説明しご納得いただいた上で手術を行っておりますのでご安心ください。

また消化器外科専門医でもある院長の今までの大学病院等における大腸がん手術・治療の経験から、大腸がんは予防・早期発見が重要と考えており、大腸内視鏡検査による検診も積極的に行っています。
「大腸内視鏡は痛いのでは?」と心配される方が多いですが、当院ではなるべく痛みを感じないよう、麻酔の工夫と「無送気軸保持短縮法」「浸水法」などの痛みを感じにくい挿入技術を取り入れております。大腸内視鏡によるポリープ切除も日帰り手術で行っており、大腸肛門病の専門医としての治療をご提供します。

おしりの診察を受けるのは大変勇気がいる事だと思いますが、診察ではなるべく恥ずかしさを感じさせない工夫をしています。また特に女性の方は女性専用外来の時間も設定しておりますのでご利用ください。(女性専用外来はホームページからの完全予約制です。)
おしりについてお悩みがありましたら是非一度当院にご来院下さい。