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国内初の緊急避妊薬が発売!

約80%の確率で妊娠を回避


2011年5月24日、世界各国で普及している緊急避妊薬ながら、これまで日本では承認されていなかった「ノルレボ錠0.75mg」が発売されました。

緊急避妊薬の安易な利用によりコンドームを使わなくなり、性感染症が蔓延すること等を懸念する慎重な意見がありましたが、性犯罪被害者への緊急対応や避妊を失敗したときの対応により、人工妊娠中絶を回避できるとして導入を要望する声も出ていました。

これまでは緊急避妊として中用量ピルが使われてきましたが、適応外使用()である上、悪心や嘔吐などの副作用が高頻度に発現することが問題となっていました。「ノルレボ錠0.75mg」の成分であるレボノルゲストレルは、WHO(世界保健機構)による緊急避妊のエッセンシャルドラッグ(必須医薬品)に指定されており、「ノルレボ錠0.75mg」による緊急避妊は国際的にも標準な方法として位置づけられています。「性交後72時間以内に1回1.5mg(2錠)を服用する」ことにより、約80%の確率で妊娠を防ぐことが可能なピルです。保険適用はされておらず、医師の処方が必要です。

日本の人工妊娠中絶数は平成21年度で22万件を超えていますが(厚生労働省「平成21年度衛生行政報告例結果の概況」)、今回の発売により、性犯罪、あるいは避妊具の装着不備や経口避妊薬の服用忘れ、また避妊措置に失敗した場合や避妊措置を講じなかった場合等に、望まない妊娠を回避することができると期待されています。

ただし、あくまでも避妊措置に失敗した場合に緊急的に用いる薬であり、コンドームや経口避妊薬のように計画的に妊娠を回避するためのものではありません。緊急避妊薬のメリットは多いですが、出血等の副作用も認められており、また、妊娠のすべてを阻止できるわけではないため、薬に頼ることによるトラブルや薬の乱用も心配されます。

承認された効能以外の目的、または承認されていない用法・用量による医薬品の使用のこと

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