医療法人社団俊光会 おおの耳鼻咽喉科クリニック (東京都板橋区 | 板橋区役所前駅)

当院は予約制ではありませんので、受付時間内であればどなたでも直接ご来院いただけます。診察の結果、より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関をご紹介しますので、安心して受診してください。
これからも地域の“かかりつけ医”として、皆さんの健康を身近で支えていきたいと考えています。のどの痛みや鼻づまりなどの症状は、風邪が原因と思われがちですが、実は耳や鼻の病気が関わっていることも少なくありません。当院では風邪の診療にも対応していますので、「少し気になる」「念のため診てもらいたい」と思ったときには、どうぞ気軽にご相談ください。

院長 大野 俊哉

埼玉医科大学卒業後、埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科に入局し、中耳炎・難聴・副鼻腔炎・扁桃炎など、耳鼻咽喉科の一般的な疾患を幅広く診療してきました。同センターは高度救命救急センターを併設する大規模病院であり、急性喉頭蓋炎や深頚部膿瘍といった呼吸困難を伴う緊急疾患、さらには歯ブラシがのどに刺さるなど日常では想定しにくい外傷性症例にも対応し、多様な臨床経験を重ねました。こうした環境で耳鼻咽喉科専門医としての基盤を築くことができた一方、医師としての今後を考えた際に「より身近な場所で、一人ひとりの患者さんとじっくり向き合いたい」という思いが強まっていきました。
北区王子で生まれ育ち、父も同地で内科医院を開業していたことから、親しんできた地域に恩返しをしたいという思いで、2008年に「おおの耳鼻咽喉科クリニック」を開業しました。

当院は耳鼻咽喉科・アレルギー科として、耳・鼻・のどの症状から花粉症やアレルギー性鼻炎まで幅広い疾患に対応しています。0歳の赤ちゃんから100歳を超える高齢の方まで来院され、耳の痛み、耳鳴り、鼻水・鼻づまり、のどの痛みや声のかすれ、味覚・嗅覚の異常、めまいなど多様な症状を診療しています。
なかでも「聞こえ」に関するお悩みは非常に多く、耳鳴りをはじめとした症状には、まず聴力検査や耳鳴りの検査を行い、精度の高い診断を重視しています。個室の聴力検査室を設けているのも、正確なデータに基づく診療のためです。また、難聴など耳の疾患ではめまいを伴うこともあるため、重心動揺計を用いて平衡感覚の状態を確認するなど、総合的に診断し適切な治療につなげています。

従来のアレルギー検査は腕から注射器で採血する方法が一般的で、注射が苦手な方には負担が大きいだけでなく、結果が出るまでに時間を要することも少なくありませんでした。当院では、より負担の少ない方法として、指先に小さな針を刺してごくわずかな血液を採取するだけで行える検査を導入しています。約30分で41種類のアレルギー項目を調べることができ、スピーディーかつ簡便に結果をお伝えできます。
また、耳や鼻の中を観察する際にも、できるだけ細いファイバースコープを使用し、痛みや不快感をできる限り抑える工夫をしています。

さらに、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症検査にも対応しています。発熱などの症状がある場合でも事前予約は不要で、短時間で結果がわかる検査キットを備えていますので、体調に不安があるときは気軽に受診していただければと思います。