やなぜリハビリ・整形外科クリニック (栃木県宇都宮市)

私は、整形外科医として病院で勤務をしてきました。整形外科に受診する方の大半は手術に至りません。一方で、手術が必要な状態になる患者さんも少なからずいます。しかし、様々な事情で手術治療に向かうことが困難な方がいたり、手術をしてもなかなかリハビリテーションの機会がない方も数多くみてきました。整形外科医になりしばらくは手術治療を中心に診療を行っていましたが、リハビリテーション病院に勤務するうちに整形外科医として手術以外の医療がたくさんあることに改めて気づきました。疼痛の管理や栄養療法、スポーツ選手話は前後しますが、整形外科医になったばかりのころに整形外科に誘ってくれた上司に「患者さんを診るときは1年後を想像して診療をしなさい」と教えていただきました。その一年後を支えるもの一つとして、リハビリテーションがあると思っています。医療を通してみなさんの生活を少しでもサポートできればと思っています。

初めまして、宇都宮でリハビリテーションと整形外科のクリニックを開業しました村山です。私は宇都宮出身で高校までは市内で生活をしていました。大学は都内の東京医科大学医学部に進学しましたが、卒業後は自治医大にて初期研修を行い整形外科医となりました。整形外科医として手術に取り組んでいた時期もありましたが、ここ7,8年はリハビリテーションに注力してきました。

【プライベートについて】
サッカーの指導者をしています。余暇はサッカー観戦をしていることが多いです。学生のころはゲームをやったり、映画をみたりすることが多かったですが、気が付いたらサッカーばかりの生活になってしまいました。サッカー以外のスポーツ観戦も好きです。

所属していた自治医大整形外科の研修のおかげで、様々な整形外科疾患を診る機会がありました。専門としていたものはありませんが、手の外科や腰痛、四肢のしびれなどの治療に携わることが多かったです。リハビリテーション病院に勤務するようになってからは、一般の整形外科では見る機会の少ない、脳血管疾患の既往がある方の腰痛・膝痛などの診療やスポーツ選手のリハビリテーション、先天性障害のある小児患者の運動器の困りごとに関わってきました。そのほか、疼痛の診療や栄養療法にも興味を持って勉強をしていました。患者さんの今後を考えながら診療にあたるように心がけています。

落ち着いた雰囲気の待合室に、広めのリハビリ室とスポーツリハビリに使用する専用の部屋を設けています。
検査は一般的なレントゲンの検査と骨密度測定のほか、全身の筋量測定を行うことが出来ます。診察室では、必要に応じて超音波を用いた検査や注射を行います。