硬貨を飲み込んでしまった
ひとりで遊んでいたのですが、そばにあった財布を開けたらしく、床に硬貨がちらばっていて5円硬貨が足りないようです。もし、飲み込んでしまった場合はどのような処置が必要でしょうか?今は特別苦しがったりはしていません。
手が届く範囲にあるものを飲み込むことは、小さなお子様にはよくあることです。意外にお母様が現場を見ていないことが多いのですが、まず本当に飲み込んでしまったのかどうか付近をよく探しましょう。
硬貨やクリップ、ボタンなどは飲み込んでしまっても、胃まで下りていれば殆どは便に混じって自然に排出されます。病院でエックス写真をとれば異物がどこにあるのかわかりますので、病院で位置を確認してもらいましょう。プラスチック類はうつらないこともあります。
便の中に混じって2~3日で出てくる場合もあれば2週間待って出てこない場合もあります。いつかは必ず出てきますので、あせって下剤を飲ませたりはしないようにしましょう。
もし、のどや気管に異物をつまらせた場合は、激しく咳き込んだり、呼吸が出来ずに顔色が悪くなったりします。こういう場合は一刻も早くのどにつまったものを取り出す必要があります。
生後6ヶ月以内の小さな赤ちゃんの場合は、両足首を持って逆さにし、背中を3~4回強くドンドンと叩きます。もっと大きいお子様の場合は、大人がたて膝にしてその上にうつぶせにし、背中を強く叩くか、指を口の奥深くまで入れて吐かせます。
うまく出てこない場合や顔色が紫色になりかかっている場合は一刻をあらそいます。すぐに救急車を呼んで病院に行くようにしましょう。救急車を待つ間も背中を叩いたりして詰まったものを取り出す努力を続けます。
お子様が、はいはいをするようになると、手に触れたものは何でも口に入れてしまいます。お子様の手の届く範囲に口に入るような大きさの物を置かない、食べている時は驚かさないなどを心がけるようにしましょう。
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