脂漏性湿疹 - 病院・医院・薬局情報

脂漏性湿疹とは、脂漏性皮膚炎とも呼ばれ、皮脂腺が多く皮脂の分泌の多い体の部位にできる湿疹のことをいいます。
新生児から生後3か月くらいまでの赤ちゃんと、思春期以降の成人に多く、赤ちゃんでは自然治癒することが多いのに対し、成人では慢性化することが多いといわれています。

脂漏性湿疹の原因

残念ながら、はっきりとした原因はわかっていませんが、皮脂が好きな「マラセチア」というカビの一種が原因ではないかといわれています。
「マラセチア」はだれの皮膚にも普通に存在している菌ですが、脂漏性湿疹の患者さんの皮膚がマラセチアと相性がよいために、マラセチアがそこで繁殖して皮膚に炎症をもたらして皮膚炎をおこしていると思われます。

脂漏性湿疹の症状

脂漏性湿疹の特徴は、湿疹が赤くなり皮膚がカサカサして、皮がベラベラとはがれてくることです。
頭皮にできた場合、はがれた皮膚がフケのように見えるため、フケ症と勘違いしてしまう方も多いようです。
また、湿疹は痒みを伴うこともあります。

湿疹ができやすい主な部位

  • 頭皮
  • 顔(特に鼻の周りなど)
  • 耳の後ろ
  • わきの下
  • 太もものつけ根
  • 乳房の下
  • 背中の正中部
    など

脂漏性湿疹の治療法

内服薬と外用薬(塗り薬)で治療します。

◆内服薬
ビタミンB2、B6の内服をおこないます。
かゆみがあるときは抗アレルギー剤が処方されます。
◆外用薬
一般的に、症状が強いときはステロイド外用剤を使い、症状が軽くなってからケトコナゾールなどの抗真菌剤を使用します。
また、再発を予防するために1週間に2回程度、ケトコナゾールを使用する場合があります。

脂漏性湿疹を悪化させない・再発させないために・・・

脂漏性湿疹は、薬によって一時的に改善したとしても、「マラセチア」の増殖しやすい環境のままでは再発することがあります。日常生活を改善して、再発を防止しましょう。

生活面で気を付けること

  • 頭皮
  • 皮膚の清潔を心がけ、毎日やさしく、かつしっかりと洗う
  • ビタミンB群を積極的に摂取する
  • ストレスを溜めない
  • 十分な睡眠をとる
  • 紫外線を避ける
    など
関連項目
皮膚科

脂漏性湿疹の病院・医院・薬局情報

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