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加齢黄斑変性 - 病院・医院・薬局情報

加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)とは、眼の網膜にある「黄斑(おうはん)」という部分の機能が、加齢等の原因によって障害される病気です。

高齢者の失明原因となる病気の一つで、近年増加する傾向にあります。早い人では40代でも発症します。

加齢黄斑変性には大きく分けると萎縮型と滲出型の2つの種類があります。
萎縮型は網膜色素上皮が徐々に萎縮していき、網膜が障害され視力が徐々に低下していく病気です。滲出型は異常な血管(脈絡膜新生血管)が脈絡膜から網膜色素上皮の下あるいは網膜と網膜色素上皮の間に侵入して網膜が障害される病気です。

加齢黄斑変性の症状

  • ゆがんで見える
  • 中心が暗く見える
  • ぼやけて見える
  • 不鮮明になる

加齢黄斑変性の治療法

《萎縮型の加齢黄斑変性》

残念ながら萎縮型の加齢黄斑変性には現在のところ治療方法はありません。

《滲出型の加齢黄斑変性》

滲出型の加齢黄斑変性にはいくつかの治療法があります。治療の目的は脈絡膜新生血管の拡大を抑え退縮させ、視力を維持あるいは改善することです。視力が良くなることもありますが、視力が正常になることはほとんどありません。

(1)薬物治療

脈絡膜新生血管の発生には血管内皮増殖因子(VEGF)が関係していると考えられていて、このVEGFを阻害することにより脈絡膜新生血管を退縮させる治療法。現在認可されているVEGF阻害薬にはマクジェン、ルセンティス、アイリーアという3種類の薬があり、いずれも目の中(硝子体腔)に6週あるいは4週ごとに2~3回注射します。また光線力学的療法と組み合わせて治療を行うことがあります。

(2)光線力学的療法

ビスダインという光感受性物質を点滴して、その後に非常に弱い出力の専用のレーザーを病変に照射する治療法

(3)レーザー光凝固術

脈絡膜新生血管が黄斑の中心から離れた場所にある場合には、強い出力のレーザー光線で病変を凝固し、破壊する治療法

(4)手術

脈絡膜新生血管を抜去したり、黄斑を移動させる手術。最近では光線力学的療法やVEGF阻害薬が使えるようになり、ほとんど行われなくなっています。

加齢黄斑変性の予防

《禁煙》

喫煙している人はしていない人に比べて加齢黄斑変性になる危険性が高いことが分かっています。

《サプリメント》

ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、亜鉛などを含んだサプリメントを飲むと加齢黄斑変性の発症が少なくなることが分かっています。ただし、加齢黄斑変性の発症が少なくなりますが、完全に抑えることはできません。また加齢黄斑変性が発症した人にも病気の進行を遅らせる効果があるといわれています。

《食事》

緑黄色野菜はサプリメントと同様に加齢黄斑変性の発症を抑えると考えられています。また肉より、魚中心の食事のほうがよいようです。

関連項目
緑内障
眼科

視覚系疾患 の他の 診察可能な難病 で検索

網膜色素変性症(317)
難治性視神経症(210)

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