脳腫瘍 - 病院・医院・薬局情報

脳腫瘍とは、脳や脳をとりまく組織にできる腫瘍の総称です。
脳腫瘍には、脳組織自体から発生する原発性脳腫瘍と、他の臓器のがんが脳へ転移してきた転移性脳腫瘍の2種類があります。

原発性脳腫瘍には、良性と悪性の2種類あります。たとえ良性の腫瘍であっても、頭蓋内という限られたスペース内に発生する脳腫瘍は、大きくなると正常な脳を圧迫して障害をおこすため治療の対象になります。

脳腫瘍の原因

脳腫瘍の原因は遺伝子の変異とされていますが、正確な原因は不明です。ただし、腫瘍の進行を助長するものとして、高たんぱく・高脂肪食品の過剰摂取、過度のストレス、喫煙などがあげられています。また、ほかの臓器にがんがある場合、身内に脳腫瘍を発症した人がいる場合は、脳腫瘍のリスクが高くなると考えられています。

脳腫瘍の症状

脳腫瘍の主な症状として、下記の3つがあげられます。

  1. 慢性的な頭痛
    初期では2割程度、進行すると7割程度の患者さんにみられます。起床時に最も強く、時間が経つにつれて少し改善する傾向があります。
  2. 吐き気や嘔吐痛
    吐き気が続いたり、嘔吐するような場合もあります。
  3. 視神経の異常
    腫瘍が大きくなって神経が圧迫され、視力低下などの自覚症状を引き起こす場合があります。

その他、発生した部位によって「しびれ・手足のマヒ」「言葉がうまくでない」「聴覚障害」などの症状があらわれる場合があります。

脳腫瘍の治療

治療の基本は腫瘍をすべて取り除くことです。最も効果的なのは手術による摘出ですが、その他に、放射線照射療法、抗がん剤による化学療法があります。

  1. 外科手術
    手術により患部を全部摘出することが最も有効な治療法です。多くの良性の腫瘍はこれで治癒します。しかし、手や足を動かす神経のあるところに脳腫瘍ができた場合、正常の脳を傷つけると手や足が動かなくなるので、すべての腫瘍を摘出できないこともあります。
  2. 放射線療法
    悪性脳腫瘍の全部、あるいは比較的良性の腫瘍の一部に対して、放射線療法は重要な治療法のひとつです。外科療法や化学療法と併用したり、単独でも治療を行います。この場合、できるだけ病巣部だけに照射し正常脳神経には照射しないようにします。
  3. 抗がん剤による化学療法
    抗がん剤による化学療法は、悪性脳腫瘍の治療法として外科療法や放射線療法と併用されて行われています。経口投与、静脈注射、局所投与などの方法があります。ただし、他のがんに対する全身化学療法と違い、脳には脳血管関門が存在するため、抗がん剤が効きにくいことがあります。

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