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発達障害(アスペルガー症候群など)の治療が可能な病院 - 病院・医院・薬局情報

発達障害とは、生まれつき脳の一部の機能に障害があることが原因で、乳幼児期に生じる発達の遅れの総称です。精神障害や知能障害を伴う場合もあります。障害は生涯にわたり、障害が年齢とともにあらわれてくるのが特徴です。

発達障害の主な種類

発達障害は、症状の特徴により、主に広汎性発達障害・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害の3種類に分類されています。
広汎性発達障害には、自閉症やアスペルガー症候群が含まれます。

【広汎性発達障害】

  • 自閉症
    対人関係の障害、コミュニケーションの障害、興味や行動のこだわり、言葉の発達の遅れなどの特徴をもつ障害です。
    現在、自閉症の人は、約100人に1~2人存在すると報告されています。また、男性のほうが女性より多く存在します。
  • アスペルガー症候群
    アスペルガー症候群は、人と上手にコミュニケーションが取れなかったり、興味がかなり極端に限定されたりすることによって、日常生活に支障を来たす障害です。
    アスペルガー症候群は自閉症障害に属しますが、自閉症と比べて、知能低下を認めない事が特徴になります。 幼児期に言葉の発達の遅れがないため、障害があることが分かりにくいのですが、成長とともに不器用さがはっきりしてきます。

【学習障害(LD)】

学習障害(Learning DisordersまたはLearning Disabilities = LD)は、知的発達に大きな遅れはないのに、漢字が読めない、書くことができない、話すことが出来ない、計算になるとダメになる、推論することが出来ないなど、読む・書く・話す・計算などのある特定分野で困難を伴う障害のことです。

【注意欠陥多動性障害】

注意欠陥多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)は、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状がみられる障害です。 発達障害の治療法

発達障害の治療法

【自閉症の治療】

自閉症の治療は、「他者とのコミュニケーションが取れない」「他者から見て奇異に感じられる行動がある」などの、社会生活を送る上でのハンディキャップを、訓練を通じて目立たなくさせることが目標となります。 訓練は、親を始めとする周りの大人が根気よく反復行動をやめるよう促したり、ルールを繰り返し教えたりするなど、日々の積み重ねによるトレーニングが中心です。
自閉症の回復を専門とする精神科医や、支えあうための自閉症の子どもを持つ親のグループなどもあるので、アドバイスを受けながらトレーニングを進めることが大切です。

  • 自閉症の薬物治療
    自閉症の症状で見られることがある、「多動性」「儀式的行為」「自傷行為」などを緩和させるために、薬物療法が有効なことがあります。ただし、薬物療法は自閉症そのものを治すわけではない補助的手段のため、必ずしも薬物療法が必要とは限りません。

【注意欠如多動性障害(ADHD)の治療】

ADHDの症状は、根本的に治療できるものではありません。ADHDの主な症状である「不注意」「多動性」「衝動性」の頻度や程度をできるだけ減らし、本人や周囲の人が困っている点を改善して、その子らしく生きられるように手助けをするのがADHDの治療の目標です。
治療には「行動療法」と「薬物治療」があります。

  • 行動療法
    行動療法では、子どもの周辺環境を整え、親がADHDの子どもに接する方法を学びます(ペアレント・トレーニング)。また子ども本人にも適切な行動を指導して、周囲の大人がそれをコントロールしたり支援したりします。
  • 薬物療法
    ADHDの症状を抑えるには「メチルフェニデート」という成分の薬が使われます。これらの薬は多動性・衝動性・不注意といった症状を抑えるのに高い効果があります。ただし、効果は一時的なもので、服用している間だけ症状を抑えるというものです。
    薬を服用している間は行動の抑制がきくようになり、集中力が増すことで学習がスムーズに進むようになります。さらに、まわりの状況を学ぶようになって、自分の行動がどんなものかがわかるようになってきます。
    そして成長するにつれて、しだいに社会性が身につき、やがて薬をのまなくても過ごせるようになるケースもあります。

【学習障害(LD)】

学習障害の治療は、教育的な支援がとても重要です。
読むことが困難な場合には、大きな文字で書かれた文章を指でなぞりながら読んだり、書くことが困難な場合は大きなマス目のノートを使ったり、計算が困難な場合は絵を使って視覚化するなどのそれぞれに応じた工夫が必要です。親と学校が協力して、子どもの障害の困難さを正しく理解し、適切な支援の方法について情報を共有することがとても大切です。

発達障害はその名の通り障害ではありますが、子どもの個性の1つともいえます。他の子どもと同じように、その個性に合わせて教育を行うことが何よりも大切です。できるだけ子どものよい面をほめて、その才能を伸ばしてあげましょう。

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