水疱瘡(水痘) - 病院・医院・薬局情報

水ぼうそう(水痘)とは、水痘帯状疱疹ウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。水痘帯状疱疹ウイルスはヘルペスウイルスの一種ですが、その中で唯一ワクチンによる予防が可能なウイルスです。
感染力が非常に強く、飛沫感染・空気感染・接触感染によって広まります。幼児期~学童期の前半に感染することが多く、幼稚園や保育園で流行することが多々あります。

一度かかると免疫ができるため、通常は二度とかかることはありません。ただし、治った後もウイルスは体の中に潜伏していて、数十年後に何らかのきっかけにより、「帯状疱疹」として再発することがあります。

水ぼうそうの感染のピークは1~2歳で、たいてい10歳までに感染し、成人では90~95%が感染して免疫を持っています。

水ぼうそう(水痘)の症状

感染後10~21日間の潜伏期間を経て、 発熱とともに全身に小さな赤い発疹や水ぶくれができます。発疹は、少し赤味を帯びたブツブツや水ぶくれ、膿疱などが混ざり、かゆみが非常に強いのが特徴です。発疹は一度にでるのではなく、時間を追って次々とでるため、数日の間はこれらの状態が続きますが、ほとんどの場合1週間程度でおさまります。

通常、子どもがかかった場合には重症化することはほとんどありませんが、まれに、二次感染による皮膚の細菌感染症、髄膜炎、小脳失調症、肺炎などの合併症を招くこともあり、様子を見守ることが大切です。

大人になってから発症した場合には重症化することが多く、妊娠している女性の場合は本人の症状が重い上に、時期によっては胎児に影響がでることもあり、特に注意が必要です。幼少期に感染しなかった場合は、予めワクチンで予防接種を行いましょう。ただし、妊婦は、水痘ワクチンを接種することができません。妊娠を希望している場合には、妊娠前に予防接種をうけることが重要です。

水ぼうそう(水痘)の予防法

水ぼうそうはワクチン接種によって予防することが可能です。生後12ヶ月を過ぎれば予防接種を受けることができます。水ぼうそうワクチンの予防接種が、平成26年10月1日より定期予防接種に移行されて、接種対象者は公費(無料)で接種することができるようになりました。

【接種対象年齢】
1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで
【接種回数】
3月以上の間隔をおいて2回接種

また、上記以外の場合にも任意接種(有料)でワクチンを受けられます。幼少期に感染しなかった場合は、予めワクチンで予防しましょう。

水ぼうそう(水痘)の治療

治療には抗ヘルペスウイルス薬が用いられます。発症の初期に投与すると治癒を早めることができるので、思い当たる症状がみられた場合には、早急に医療機関での治療を受けることが大切です。

子どもの水ぼうそうはそれほど怖い病気ではありませんが、治療が遅れたり、アトピー性皮膚炎など他に皮膚の病気がある場合は重症化することがあります。水ぼうそうかなと思ったら、早めに小児科、内科を受診しましょう。

関連項目
小児科
内科

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