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婦人科検診(子宮がん検診,乳がん検診など)/レディースドックが受けられる病院 - 病院・医院・薬局情報

レディースドックまたはブライダルチェックとは

■レディースドック

レディースドックでは、女性特有の疾病に対して集中的に検査します。定期的に検査を行って、病気を早期発見、早期に治療することが病気を治癒するためにはとても大切ことなのです。

<主な検査項目>

  • 乳がん検査
  • 子宮頸がん検査
  • 卵巣がん検査
  • 骨密度の超音波検査
  • 子宮体癌検査など

■ブライダルチェック

ブライダルチェックとは一般に結婚を控えている人が、結婚前に受ける婦人科健康診断のことです。子宮がん・卵巣腫瘍・クラミジア・カンジタ・梅毒をはじめとする肝炎・HIV(エイズ)感染症など、妊娠や分娩に影響を与える病気を早期発見し、早期に治療していくことを目的としています。

<ブライダルチェックの検査内容>
基本的には問診、内診、超音波検査、血液検査、尿検査を行います。病院によっては他の検査を行うこともあります。

■乳がん検査

乳がんは、女性がかかるがんの中で、第1位

現在の日本では、乳がん患者は年々増加していて、女性がかかるがんの中では、第1位となっています。国の研究機関が行った最新の推計によると、日本人女性が一生の間に乳がんにかかる確率は、14人に1人。毎年約6~7万人が新たに乳がんを発症し、1万人以上が亡くなっています。

しかし、乳がんを早期に発見して治療した場合、9割近くの人が、治癒したと同じ状態になるというデータがあります。発見が早いほど、治療の選択の幅もひろがり、その後の生活や生き方にも影響してきます。

乳がんの早期発見のためには、乳がん検診を受けたり、日頃からセルフチェックしたりすることがとても大切です。

乳がんとは?

乳がんとは、乳房にできるがんで、乳房内にある乳腺組織(腺小葉・乳腺・乳管)にがんが発生する病気です。腺小葉は、母乳をつくる働きがあり、乳腺は、腺小葉が集まったものです。乳管はつくられた母乳を乳頭まで運ぶという役割があります。

乳がんは、がんが乳管から発生する乳管がんと、腺小葉から発生する小葉がんに分けられますが、乳がんの約90%を乳管がんが占めます。

また、がんの悪性度により浸潤がんと非浸潤がんに分類されます。
浸潤がんは、リンパ節・骨・肺・肝臓・脳などに転移しやすい傾向があります。また、しこりをつくるタイプが多いのが特徴です。
非浸潤がんは、転移する可能性が低く、しこりをつくらないタイプが多いため、乳がん検診などで偶然発見されるケースが多くなっています。

乳がんになりやすい人は?
発症リスクの要因は「エストロゲン」

乳がんの発症や成長促進には女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が関係しています。エストロゲンは女性にとって大切なホルモンですが、約60~70%の乳がんに対して、がん細胞の成長を助ける働きをします。これをホルモン依存性のがんと言います。
エストロゲンは、月経の終わりから排卵期にかけて盛んに分泌されます。そのためエストロゲンにさらされる機会の多い、初潮が早い人、閉経が遅い人、初産年齢が遅い人、出産経験がない人は、乳がんになる可能性が高いとされています。
その他、飲酒・喫煙・肥満なども乳がんの発症リスクを高めるといわれています。

また、乳がんは遺伝的要因が大きいとされていて、遺伝的に乳がんを抑制する遺伝子に異常が見られる場合があります。乳がん患者の約5%が、遺伝が原因で発症するといわれています。

ただし、これらの要因に該当しないからといって、乳がんにならないことにはなりません。
重要なのは、乳がんは女性であれば誰でもかかる可能性がある病気という認識を持つことです。

乳がんの主な症状
指で押しても逃げない「しこり」が特徴

乳がんは自分でセルフチェックすることができるがんです。どのような症状があらわれるのかを知って、定期的に自己検診することがとても重要です!

*代表的な症状

●しこり
乳がんの症状として、最も多いのが「しこり」です。
乳がんは5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、注意深く触るとわかるしこりになります。しかし、しこりがあるからといってすべてが乳がんであるというわけではありません。痛みがあるしこりのほとんどは「乳腺症」です。しかし、乳がんも大きくなると痛みを伴うことが多くなります。
また、しこりが悪性の場合は、境界が分かりづらく、指で押してもしこりが逃げないことが特徴的です。
●皮膚のひきつり・えくぼ
乳がんが乳房の皮膚の近くに達すると、えくぼのようなくぼみができたり、乳房表面にひきつりができたりします。
●乳頭からの分泌液
がんが乳房内の乳管や腺小葉などを浸潤すると、乳頭から分泌液がでることがあります。
血液が混じっているような茶褐色の分泌液の場合は注意が必要です。

*乳がんとは異なった同じような症状の疾患

乳腺に発生するしこりには乳がんのほかにもあります。
代表的な良性の腫瘍についてその症状の特徴は下記の通りです。

●乳腺症
  • ホルモンのアンバランスが原因で発症
  • 30代~40代に多い
  • 乳房しこり、痛み、はれ、熱感などの症状があらわれる
  • しこりは柔らかく、周辺組織との境は分かりにくいのが特徴
  • 月経前に症状が強くなることが多い
  • 乳腺症の中に乳がんが隠れていると発見が難しいので注意が必要
●乳腺線維腺腫
  • 20代~30代才と比較的若い女性に発生しやすい
  • しこりに弾力性があり、よく動く
  • 一般的に痛みは伴わない
●乳腺炎
  • 乳房のしこり、はれ、はげしい痛み、発赤、熱感などがあらわれる
  • 細菌感染が原因で、授乳中に起こることが多い など

乳がんの治療法

乳がんの治療には、主に手術(外科療法)、放射線療法、薬物療法があります。

●手術
現在の乳がんの治療で、基本となるのは、乳房内にできたがんを取り除く手術です。切除する範囲は乳房の中でがんがどれくらい拡がっているかによって決まります。
乳房全部を取り除く「乳房切除術(全摘手術)」と、しこりを含む乳腺の一部分を取り除く「乳房温存手術(部分切除術)」とに分けられ、どちらの場合でも、通常は乳がんの切除と脇の下のリンパ節を含めた脇の下の脂肪組織も同時に切除します。これは「腋窩(えきか)リンパ節郭清」と呼ばれます。
最近の傾向としては、可能な限り小さい範囲でがんを取り除く手術が行われています。
●放射線治療
放射線にはがん細胞を死滅させる効果、また増殖する力をなくす効果があります。放射線照射は放射線をあてた部分にだけ効果を発揮する局所療法となります。放射線を照射する範囲や量はその目的、がんのある場所、がんの広さなどによって決められます。

乳がんでは外科手術でがんを切除した後に再発を予防する目的で行う場合と、骨の痛みなど転移した病巣による症状を緩和するために行う場合があります。
●薬物療法
乳がんの治療で用いられる薬にとして、「ホルモン療法」、「化学療法」などがあります。
薬物療法を受ける場合には、薬物療法の目的や期待される効果、起こりうる副作用とその対策についてなど医師と相談し十分な説明を受け、理解することが大切となります。

【ホルモン療法】

女性ホルモンに影響されやすい乳がんは「ホルモン感受性乳がん」または「ホルモン依存性乳がん」と呼ばれ、「ホルモン療法」による治療効果が期待されます。

ホルモン療法で使用される主な薬剤

  • 抗エストロゲン剤
  • 選択的アロマターゼ阻害剤
  • 黄体ホルモン分泌刺激ホルモン抑制剤 など

ホルモン療法の代表的な副作用として更年期障害に似た症状で、ほてり・のぼせ・うつ・倦怠感があります。またひどい時には嘔吐・めまい・激しい頭痛などの症状がでる場合があります。

【化学療法(抗がん剤)】

乳がん治療における化学療法には、全身に散らばった可能性のある微少がん細胞を攻撃し、がんを治すための治療と、進行・転移・再発乳がんに対する延命、症状緩和を目的とする治療があります。
がん細胞を殺すと同時に正常な細胞も壊してしまうため、白血球や血小板の減少、吐き気や食欲低下、脱毛などの副作用があらわれる事があります。

乳がんの早期発見のために大切なのは月1回の乳房の「自己検診」と、医療機関での「乳がん検診」

乳がんの進行度は大まかに0期~Ⅳ期までの5段階に区分されます。このうち、2センチ以下でリンパ節への転移がないⅠ期までの初期がんであれば、完治の目安である10年生存率は、90%以上であることがわかっています。
乳がんのリスクが高い40歳以上の女性に対して、国は画像診断による乳がん検診を受診することを推奨していて、自治体による市区町村の検診を2年に1度受診することができます。
乳がんは、自分で見つけることができる数少ないがんでもあります。せっかくの早期発見のチャンスを逃さないためにも、月1回の乳房のセルフチェックと、医療機関での乳がん検診でダブルチェックに努めましょう。

●自己検診
1カ月に1度は自己検診の習慣をつけましょう。生理が終わってから1週間以内が適した時期です。閉経後の人は毎月、日にちを決めて行いましょう。異常が見つかった場合や、気になることがあった場合には、すぐに乳腺外科などの専門医の診察を受けましょう。

自己検診の方法 ⇒ https://byoinnavi.jp/medical_info/46
●乳がん検診
乳がんの検査には「視触診」「マンモグラフィー」「超音波検査(エコー検査)」「乳房MRI」があります。
【視触診】
医師が乳房やわきの下に触れ、しこりやリンパ節の腫れがないか、乳頭からの分泌物がないかを調べる検査です。早期発見するのは難しく、ある程度の大きさがないと判別することができません。
【マンモグラフィー】
乳房のX線検査。乳房を圧迫板で挟んで平らな状態にし、上下・左右の2方向から撮影します。視触診ではわからない小さなしこりや、乳がんの初期症状のひとつである石灰化(乳腺の中にできるカルシウムの沈着物。良性のこともあり、必ずしも乳がんではない)を発見することができます。ただし、乳腺が発達している20~30才代の画像は判別が難しいことから、おもに40才以上の人を対象に行う検査です。
【超音波検査】
超音波検査は、乳房に超音波をあて、組織からの反射をとらえて画像にして、わずかな濃度の違いで病巣を診断するものです。乳腺の濃度の影響を受けることがなく、放射線を使わないので、若い人や妊婦さんにも適した検査です。マンモグラフィー同様、視触診ではわからない小さながんを発見することができますが、小さな石灰化は見つけることができない点がデメリットです。
【乳房MRI】
一般的に乳房MRIは、マンモグラフィーと超音波検査で、良性か悪性か判断できない場合に行われます。 強い磁力を発生するMRI装置を使用して、乳房の病巣を画像化し、診断する検査です。乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを鑑別できます。

乳がんを早期発見して早期治療をおこなうために、毎月の自己検診に加えて、マンモグラフィーなどの画像検査を取り入れた乳がん検診を定期的に受けることがとても大切です。
また、自己検診で異常を感じた場合は、すぐに乳腺外科などの専門医の診察を受けましょう。

関連項目
婦人科
産婦人科

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