乳腺炎 - 病院・医院・薬局情報

乳腺炎とは、乳腺に炎症や細菌感染を起こし、乳房が赤く腫れたり痛みや熱を伴う疾患です。

乳腺炎の症状と治療法

乳腺炎は大きく3つに分けられ、それぞれ症状は異なります。

●急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)
授乳期に乳汁が乳腺内にたまることで起こります。初産の人は乳管が狭いため発症しやすいと言われています。
≪症状≫
・乳房全体に発赤が出て腫れて硬くなる
・痛みを伴うしこりができる
・微熱が出る

≪治療≫
乳房を温めてマッサージをした上で、飲み残しの母乳はすべて搾乳で出し切ります。
●急性化膿性乳腺炎
うっ滞性乳腺炎の状態から、乳頭に細菌が入って感染を起こすと化膿性乳腺炎となります。
出産してから2~6週目に出やすい症状です。
≪症 状≫
・高熱が出る
・乳房に激しい痛みと腫れが出る
・全身に震えと寒気が出る
・炎症が治まった後、膿瘍ができて外に膿が出ることがある

≪治 療≫
抗生物質と消炎鎮痛剤を服用します。膿瘍ができている場合には、膿を注射針で吸引するか膿が入っている袋を切除する方法を取ります。
●乳輪下膿瘍
女性ホルモンや出産・授乳に関係のない病態です。多くは乳頭、乳管の形成不全と合併していて、特に陥没乳頭と合併したものが最も多いと言われています。
≪症 状≫
・乳輪の下にしこりが出来て、膿が何回も出るようになる

≪治 療≫
・膿を完全切除するか、陥没乳頭の形成手術が必要な場合があります。

乳腺炎の予防法

高カロリーな食事を摂取していると、分泌する母乳の成分にも脂肪分が増えてしまいます。脂肪分が増えた母乳はドロドロして固まりやすいため、乳腺が詰まりやすくなる原因となります。乳腺炎予防のために授乳中は下記に注意しましょう。

  • 刺激物は避ける
  • 脂っこい食べ物は避ける
  • アイスクリームなど糖分が多く含まれているものは避ける
  • 水分を多く摂取する
  • 授乳後の飲み残しは搾乳する など
関連項目
婦人科
産婦人科

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