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ものもらい - 病院・医院・薬局情報

ものもらいとは、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)という2種類の病気を合わせた総称です。
地方によって呼び方に違いがあり、関東方面では「ものもらい」、関西方面では「めばちこ」、その他の地方では「めばち」、「めいぼ」、「めっぽ」など、様々な呼び方があります。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の原因と症状

麦粒腫はまぶたの分泌腺に、黄色ブドウ球菌などの細菌が感染することで発症します。まつげの毛穴に存在する脂腺や汗腺に起こるもの(外麦粒腫)と、まぶたにあるマイボーム腺(脂腺の一種)に起こるもの(内麦粒腫)があります。
症状は、始めに痒みを感じ、まばたきをしたときに、「目がごろごろする」感覚があります。次第にまぶたが赤く腫れるようになり痛みを伴うこともあります。さらに症状が進行すると、化膿して膿(うみ)が出ることもあります。

■麦粒腫の治療方法

軽症の場合には、そのままほうっておいても2~3週間で自然に治っていきます。
腫れが長い間ひかなかったり、何度も再発したりする場合や、乳幼児などで症状がひどい場合には治療が必要です。
ほとんどがブドウ球菌の感染によって起こるため、症状に合わせた抗生物質の点眼薬、症状が重い場合には、内服薬や軟膏などが処方されます。早めに受診すれば、薬で細菌の働きが弱められ、化膿する前に前に治ります。
すでに化膿して膿がでている場合には、膿点を細い針先で突いて膿を出す治療が行われます。

霰粒腫 (さんりゅうしゅ)の原因と症状

霰粒腫は細菌による炎症ではなく、マイボーム腺という脂肪の腺が詰まってできた脂肪のしこりのことです。まぶたの中にコロコロとしたしこり(腫瘤)ができて、まぶたに触るとクリクリと動きます。徐々にしこりは大きくなり、まぶたが重苦しいような不快感がありますが痛みはありません。
無菌性の霰粒腫ですが、時として細菌感染して炎症を起こして腫れる場合もあります(化膿性霰粒腫)。

■霰粒腫の治療方法

しこり(腫瘤)が小さく、早期の場合には、自然になくなるものもあります。しかし、しこりが大きくなると、まぶたの不快感だけでなく、外見上の問題も出てきます。また、何度も再発する場合には、悪性腫瘍であることもあるため、自己判断はしないで専門の眼科医で診察を受けましょう。
治療は、点眼薬と内服薬や軟膏を塗布します。腫瘤が大きい場合は、副腎皮質ステロイド薬を腫瘤に注射したり、まぶたの裏から瞼板腺を切開して、たまった内容物を出す手術を行います。

※いずれのものもらいも、細菌などが完全に退治されるまでは再発の危険性があり、適切に薬を使わないと「耐性菌(その薬が効かない菌)」が生まれる原因となります。症状が消えた後も医師の指示通りに薬の使用を続けましょう。

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