骨肉腫 - 病院・医院・薬局情報

骨肉腫とは

骨にできる腫瘍には、良性の腫瘍と悪性の腫瘍があります。また、元々骨にできた腫瘍(原発性)なのか、他の部位から転移してきた(転移性)なのかに分類されます。

骨肉腫とは原発性の悪性腫瘍(がん)のことをいいます。
骨肉腫は、通常のがんにくらべると発生率はかなり低く、日本での年間の発症件数は数百人程度と言われていますが、小学生から大学生といった若い年齢層がかかる悪性腫瘍のなかでは白血病の次にみられる病気です。
発育の盛んな10代に発症するのが最も多く、次いで、20代、10代未満の順でかかっています。かつては生存率も低かったことから、非常に過酷なガンと言われていました。しかし、近年は治療法が進歩し、予後も劇的に改善されています。

骨肉腫になりやすい部位

膝関節が最も多く、全体の症状の60%近くになります。次いで、股関節(15%)、肩関節(10%)、顎(6%)で発症します。

骨肉腫の原因

現在、はっきりとした原因はわかっていません。ただ、がん抑制遺伝子と呼ばれる、私たちに生まれつき備わっている、がん細胞の拡大を抑える働きをする遺伝子の異常があると、骨肉腫の発症確率が高くなるとされています。

骨肉腫の症状

運動すると膝が痛い、膝が腫れて熱くなっているなど、初期の痛みは激しいものではなく、筋肉痛や打撲の症状と間違えられて放っておかれることがあり、注意が必要です。
骨肉腫は進行が早く、1ヶ月で2倍の大きさに膨らむこともあります。腫瘍が大きくなり、見た目や触ってもわかるようになると、腫瘍が神経を圧迫するようになり、強い痛みを生じます。また、関節の屈伸運動が難しくなり、歩くことも困難になってきます。

骨肉腫の治療法

骨肉腫の治療では、外科療法(手術)と化学療法が中心となります。

・外科療法
骨肉腫の治療では、手術により腫瘍ができた部分の骨を切除することが、骨肉腫を治すための絶対条件となります。
現在では、重篤な症状でない限り、手足を温存した手術が可能になっています。手術で切除した骨の部分に人工骨や人工関節・自分の骨を移植するなどの方法で再建手術を行います。
・化学療法
骨肉腫は化学療法(抗がん剤)がよく効く性質があります。

≪手術前≫
3~4週間おきに3回程度行い、全身に散らばったがん細胞を死滅させ、がんの進行や転移を防ぎます。

≪手術後≫
再発や転移を防ぐために、半年~1年間は定期的に化学療法を行います。

化学療法終了後も、最低5年間はしっかりとした経過観察が必要です。
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