10月4日は「徒歩の日」――歩く習慣を見直してみませんか【今日は何の日】

この連載では、そんな日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。
今日は10月4日、こんな日です。
目次
「と(10)ほ(4)」の語呂合わせで「徒歩の日」
10月4日は「徒歩の日」です。普段から歩く習慣をつけ、健康を目指すことを目的とした記念日です。特別な道具がなくても始められる「歩くこと」について、この機会に少し立ち止まって考えてみましょう。
「徒歩の日」は、宮崎県で活動する「徒歩を楽しむ会」の代表・貞原信義さんが、2004年に制定しました。
日付は、10月4日を「と(10)ほ(4)」と読む語呂合わせに由来しています。
成人で1日約8,000歩、高齢者は約6,000歩で健康的に
歩くことは、からだを動かす「身体活動」のひとつ。日常的にからだを動かすことで、死亡のリスクを減らせるとされています。
また、ウォーキングのような有酸素運動(息をしながら無理なく続けられる運動)には、認知機能の低下を予防する可能性があることも、研究で明らかになっています。
生活習慣病の予防や、健康の維持にも役立つと考えられています。
運動に慣れていない方にとって、歩くことは取り入れやすい方法です。
着替えやシューズが欠かせないランニングと違い、ちょっとした時間さえあれば、道具を使わずに始められるのが魅力です。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、次のような目安が示されています。
・成人は、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上(約8,000歩以上)
・高齢者は、1日40分以上(約6,000歩以上)
歩数や距離は歩幅や歩く速さによって異なります。最初から8,000歩を目指す必要はなく、まずは現在の歩数を把握し、無理のない範囲で増やしていくことが大切です。
日本人は徒歩が足りていない…?
厚生労働省の調査では、1日の平均歩数は2019年で男性6,793歩、女性5,832歩でした。令和5年の調査でも男性6,628歩、女性5,659歩となっています。いずれも、成人に推奨されている1日約8,000歩を下回っています。
ただし、目安の歩数に届かなくても、意味がないわけではありません。8,000歩や1万歩はあくまで目安で、今より少し歩数を増やすだけでも、健康リスクの減少につながるとされています。
では、歩く量を増やにはどうすればいいでしょうか。生活の中で、無理なく増やすなら、以下のようなことを意識してみましょう。
・帰り道に、ひと駅分歩いてみる
・万歩計(歩数計)をつけて、自分の歩数を知る
・3階までは、エレベーターを使わず階段を選ぶ
・ランチの前後に、10分だけ外を歩く
・待ち合わせまで時間があるときは、カフェに入らず歩いてみる
また、歩く際もなんとなく歩くのではなく、姿勢や足の動かし方を意識するだけでより効果的になると言われています。
・歩く前に、ふくらはぎや太ももなどを軽くストレッチする
・あごを軽く引き、まっすぐ前を向く
・膝を伸ばし、かかとから着地する
・歩幅を少し広めにとる
・自分の足に合ったシューズを選ぶ
姿勢が悪いまま早歩きをすると、腰やひざに負担がかかります。
運動習慣のない方は、急に動き始めると関節や筋肉を傷めることもあるため、ご自身のペースで進めましょう。
体力に自信のない方は、まず歩く時間を増やすところから始めるのがおすすめです。からだの機能が低下している場合は、安全に行える範囲で十分です。
また、楽しみながら続ける工夫もあります。
位置情報を使ったゲームのユーザー5,537人を対象とした民間企業の調査では、48.9%が「歩くモチベーションになる」と回答しています。自分が楽しめる方法を見つけることが、続けるコツになりそうです。
まとめ
「徒歩の日」は、歩く習慣を身につけて健康を目指すきっかけとなる記念日です。歩数の目安は1日8,000歩ほどですが、大切なのは、ご自身の体力や生活に合った目標を立て、少しずつ運動量を増やしていくことです。
今日は、いつもより少し遠回りをして帰るなど、できそうなことをひとつ試してみてはいかがでしょうか。
<参考URL>
https://prtimes.com/magazine/today/day_on_foot/
https://life.ielove.co.jp/contents/03959/
https://colopl.co.jp/news/info/2025100102.php
https://asajikan.jp/article/108526
https://www.citizen-systems.co.jp/health/column/knowledge/walking/walking_02.html
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※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
