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子どもの数日前からの「痰が出る・からむ」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年07月05日
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子どもの数日前からの「痰が出る・からむ」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

子どもの数日前からの「痰が出る・からむ」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 気管支炎
  • 感冒/かぜ
  • 急性上気道炎
  • 気管支喘息

など

また、「痰が出る・からむ」に加えて、7割以上の方が「咳が出る」と感じていて、さらに3割弱の方が「鼻水が出る」、1割以上の方が「鼻づまり」「高熱がある」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約8割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 小児科
  • 耳鼻いんこう科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

夜間のひどい咳と痰、鼻水

1歳・男児1歳・男児 のアイコン

1歳7ヶ月の息子が、数日前から鼻水と咳の症状が続いています。

小児科で去痰薬や気管支拡張薬などを処方されましたが、特に夜間の咳込みが強く、寝入りや明け方に痰が絡んで息が詰まりそうになるほど苦しそうです。

昼間は比較的元気で食欲もありますが、咳がなかなか改善せず、耳鼻科など別の診療科を受診すべきか悩んでいます。

平常通り(様子をみる)を推奨します。

小児科の回答小児科の回答 のアイコン

夜間だけ咳込みが強くなる症状から、鼻水が喉へ流れ込む「後鼻漏」が原因の可能性が高いと考えます。横になることで気道に鼻水が流れ込み、咳や痰が悪化することがあります。

数日は入浴を控え、身体を温めすぎないようにしながら経過を見てみてください。症状が続く場合は小児科で再度相談した方がよいでしょう。

最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

風邪のあとに副鼻腔炎と気管支症状を併発する「副鼻腔気管支症候群」の可能性があります。寝ると鼻水が気管支へ流れ込み、痰絡みの咳が悪化していると考えられます。

耳鼻いんこう科で副鼻腔の炎症を確認し、必要に応じて抗生物質や抗アレルギー薬の治療を受けることをおすすめします。長引く場合は早めの受診が望ましいです。

痰がからむ咳と鼻水、高熱を繰り返す

0歳・女児0歳・女児 のアイコン

11ヶ月の娘についてです。数日前から高熱と解熱を繰り返し、透明な鼻水と痰が絡む咳が続いています。小児科で去痰薬や気管支拡張薬を処方されていますが、夜は咳で何度も目を覚ましてしまいます。

熱が続くことや症状が長引いていることに不安を感じており、このまま様子を見てよいのか心配しています。

自宅で安静を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

上気道炎に加えて気管支炎を併発している状態が考えられます。一般的には熱が先に落ち着き、その後に咳や痰、鼻水が改善していきます。

現時点では処方された薬を続けながら経過を見る方法でよいでしょう。水分摂取を十分に行い、呼吸状態や食欲の変化に注意してください。

最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

急性咽頭炎や急性気管支炎などのウイルス感染症が疑われます。多くは自然軽快しますが、熱が長引く場合や症状が強くなる場合は再度小児科で相談する必要があります。

特に、高熱が続く、機嫌が悪い、呼吸が苦しそうなどの症状があれば再診をおすすめします。

    自宅で安静を推奨します。

    外科の回答外科の回答 のアイコン

    症状からはウイルス性の急性上気道炎が考えられます。乳幼児では熱が数日続いたり、上がったり下がったりすることも珍しくありません。

    機嫌がよく、水分や食事が取れているなら自宅で様子を見てみてください。痰絡みの咳があるため、部屋の加湿を十分に行うことが症状緩和につながります。

    特徴的な音の咳と痰、高熱と鼻水、発疹

    2歳・女児2歳・女児 のアイコン

    娘について、数日前から高熱と咳、鼻水の症状が出ています。最初は息を吸う時にゼーゼー・グーグーという音があり、オットセイのような特徴的な咳をしていました。

    その後も痰が絡んだ咳が続き、咳込みで嘔吐することもあります。熱が下がったあとには発疹も出ており、食欲低下もみられるため心配しています。

    最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

    耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

    初期症状からは、喉が腫れて特徴的な咳が出る「クループ症候群」が疑われます。その後に気管支炎を併発し、咳症状が長引いている可能性があります。

    現在の治療内容や説明に不安がある場合は、別の小児科で改めて詳しく診察を受けると安心です。

    最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

    内科の回答内科の回答 のアイコン

    喘息性気管支炎やクループ症候群など、気道の炎症を伴う病気が考えられます。

    咳込みや呼吸時の異常音が強く、改善が乏しいため、別の小児科専門医を受診して詳しい診察や必要な治療を受けることをおすすめします。呼吸状態が悪化する場合は早めの受診が必要です。

    数日続く高熱と痰がからむ激しい咳、鼻血・鼻水

    3歳・男児3歳・男児 のアイコン

    3歳の息子について、38度以上の発熱が3日間続いています。痰が絡む激しい咳で夜も眠れない状態です。

    鼻水や鼻血も多く、薬を飲んでも改善がみられません。症状が強く続いているため、重い病気ではないか心配して相談しています。

    最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

    小児科の回答小児科の回答 のアイコン

    症状からはRSウイルス感染症による肺炎など、下気道感染症の可能性があります。周囲の感染状況によっては新型コロナ感染症も否定できません。

    発熱や咳が強く、呼吸状態の悪化も懸念されるため、早めに小児科を受診して詳しく診てもらってください。

    最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

    耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

    薬を服用しても改善しない場合、新型コロナ感染症の可能性も考えられます。コロナ陰性であっても、気管支炎や肺炎を起こしている場合があります。

    小児科で胸の音や呼吸状態を詳しく診察してもらい、必要な検査や治療を受けることをおすすめします。

    痰がからむ咳、胸からのゼーゼー・ヒューヒューという音

    4歳・女児4歳・女児 のアイコン

    娘が、数日前から夜間を中心に痰が絡む咳を繰り返しています。胸からゼーゼー・ヒューヒューという音もします。夜中に何度も目を覚まし、「しんどい」「病院へ行きたい」と訴えるほどつらそうな様子です。

    姉に喘息の既往があり、今後大きな病院で喘息検査を受けるべきか悩んでいます。

    最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

    耳鼻いんこう科の回答耳鼻いんこう科の回答 のアイコン

    ホクナリンテープやモンテルカストで症状が落ち着いているのであれば、緊急性は高くない可能性があります。

    まずは、これまでの経過を把握しているかかりつけ医に相談し、必要に応じて喘息検査や専門病院への紹介を受ける流れがよいでしょう。繰り返す喘鳴は喘息の可能性もあります。

    最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

    呼吸器外科の回答呼吸器外科の回答 のアイコン

    痰が絡む咳やゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音から、喘息性気管支炎の可能性が考えられます。

    喘息かどうかの詳しい検査については、今後かかりつけ医や専門医と相談していく必要がありますが、現在は呼吸状態の悪化が心配されるため、早めの受診が望ましい状況です。

    休日であっても、小児科の休日当番医や総合病院の救急外来で診察を受けることをおすすめします。

    喉の痛みと痰がらみの咳、鼻水・鼻づまり、味覚障害

    9歳・男児9歳・男児 のアイコン

    息子が、1週間ほど前から喉の痛みと咳が続いています。次第に痰絡みの咳や鼻水、鼻づまりが強くなってきました。その後38度台の発熱が出現し、「味がしない」と訴えるようになっています。
    新型コロナ感染症ではないか心配しており、耳鼻咽喉科と小児科のどちらを受診すべきか迷っています。

    最寄りの診療所・クリニックで発熱外来の受診を推奨します。

    内科の回答内科の回答 のアイコン

    症状からはウイルス性咽頭炎など一般的な上気道炎が考えられますが、発熱や味覚異常があるため新型コロナ感染症も否定できません。

    耳鼻咽喉科でも小児科でもよいので、発熱外来を設けている医療機関を事前に電話確認し、受診方法を相談したうえで受診してください。

    最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。

    呼吸器外科の回答呼吸器外科の回答 のアイコン

    感冒による鼻炎や咽頭炎が疑われますが、鼻炎によって味覚障害が出ることもあります。

    一方で、新型コロナウイルス感染症の可能性もあるため、症状が続く場合は耳鼻咽喉科を受診し、PCR検査や適切な処方を受けるとよいでしょう。

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    ※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。