性器脱(骨盤臓器脱)の専門治療が可能な病院 - 病院・医院・薬局情報

性器脱(骨盤臓器脱)とは、女性の骨盤内にある膀胱、子宮、膣、直腸などが本来の位置から下垂して膣から脱出してくる疾患です。脱出している臓器・部位に応じて膀胱瘤、子宮脱、腸瘤、直腸瘤、などと呼ばれますが、性器脱はそれらの総称です。

主な性器脱の症状

●膀胱瘤
膀胱瘤は最も頻度が高い性器脱です。症状は、下腹部の違和感、頻尿、残尿感、排尿困難など様々です。
●子宮脱
膀胱瘤に続いて多い性器脱です。症状は下腹部の違和感、腟粘膜と下着との摩擦による出血、痒み、痛みなどがあらわれます。
●直腸瘤
直腸が腟口より突出した状態です。下腹部の違和感、便秘、排便困難、便失禁などがあげられます。

性器脱の原因

  1. 妊娠、出産による諸靭帯・骨盤底筋の支持力低下
  2. 肥満による体重の負荷
  3. 更年期におこるエストロゲンの減少
  4. 加齢による筋肉の脆弱化
  5. 喘息や慢性の咳
  6. 便秘 など

性器脱の治療法

根本的な治療を望む場合は外科的手術を行うことになります。臓器脱の種類、臓器が下がっている程度によっていろいろな手術があります。また手術方法も、膣の中から行う場合と開腹手術などがあります。

≪メッシュ手術(TVM手術)≫

従来の手術は子宮を摘出したり、筋膜や靭帯を縫い縮めたり、膣壁に縫いつけたりする方法でした。しかし、子宮を摘出した場合、本来の組織を損傷するために膀胱や直腸がより下がるようになること、尿失禁の症状が増加するなど欠点があります。また、手術後20~30%の人が再発するなど、体への負担が大きいものでした。
これらに対して、2002~2003年に世界中に普及したのがメッシュ手術です。生体に無害なメッシュシートを骨盤底にハンモック状に敷いて、自然に線維化することによって周りの組織と一体化させ、弱った骨盤底の支持力を回復させる方法です。
術後の排尿機能の回復が早く、術後の痛みが軽度で、子宮を摘出しないことから身体への負担も少ないために翌日には歩行可能です。メッシュの強度は永続するため、従来法にくらべて再発のリスクが少ない点でもすぐれた方法といえます。

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