やってはいけない体臭対策とは? 医師が教える逆効果になりやすいNG習慣【医師解説】
公開日: 2026年07月20日

気温が上がり、汗をかきやすくなる夏、体臭の対策をしている人は少なくないでしょう。しかし、なかには逆効果になりうる対策もあるんだとか。
体臭を悪化させかねないNG習慣や、今日から実践できる正しいセルフケアについて、ミサクリニック 六本木本院の寺井美佐栄院長に聞きました。
体臭を悪化させかねないNG習慣や、今日から実践できる正しいセルフケアについて、ミサクリニック 六本木本院の寺井美佐栄院長に聞きました。
医師紹介
産業医科大学医学部卒業後、医療機関にて経験を積み、美容皮膚科へ転身。10年にわたり複数の大手美容皮膚科クリニックで院長を歴任し、豊富な症例経験と技術力を培う。2022年にミサクリニック六本木本院を開院し、メスを使わず“ナチュラルな美しさ”を引き出す施術に定評があり、特に切らないたるみ治療やクマ取りなどのエイジングケアを得意とする。YouTubeなどでの情報発信にも力を入れ、患者目線に立った分かりやすい解説にも定評。患者一人ひとりに寄り添った美容医療を提供している。
■Instagram
■YouTube
目次
じつは効果が薄い、やり方によっては逆効果になる体臭対策はありますか?
よかれと思っている対策が逆効果になるケースはいくつかあります。
寺井 医師

体臭が気になる場合に、まず見直すべきことについて教えてください
生活習慣やセルフケアを意識してみてください。
寺井 医師

体臭が気になる場合は、まず日頃の生活習慣やセルフケアを見直すことが大切です。
入浴時は洗浄力が強すぎないボディソープを使い、泡でやさしく洗いましょう。汗をかいたら早めに拭き取り、必要に応じて制汗剤を適切に使用することも有効です。
また、通気性の良い衣類を選び、十分な睡眠やバランスの良い食事を心がけることも体臭対策につながります。
一方で、急に体臭が強くなった場合や、セルフケアで改善しない場合は、ワキガや多汗症などが原因の可能性もあるため、一度医療機関へ相談することをおすすめします。
関連記事
※本記事は特定の病気・症状について一般的な医学情報を解説したものであり、個々の症状や状態に対する診断・治療を保証するものではありません。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。また、本記事の内容は公開日時点の医学知識をもとに作成していますが、ガイドライン・診療方針は変更になる場合があります。


体臭が気になるからといって、「何度も体を洗う」「汗をかいたまま制汗剤を使う」「香りの強い製品で臭いを隠す」といった対策は、必ずしも効果的ではありません。
■洗いすぎで肌のバリア機能が低下
体臭は汗そのものではなく、汗や皮脂を皮膚の常在菌が分解することで発生します。そのため、洗いすぎは必要な皮脂まで取り除き、肌のバリア機能を低下させる原因になります。
また、アルコールシートで頻繁に拭くことも肌への刺激となることがあります。
■制汗剤は使い方によっては逆効果に
さらに、汗をかいたまま制汗剤を使用すると、汗と成分が混ざって十分な効果が得られず、ニオイが強く感じられることもあります。
制汗剤は汗をかく前、または汗を拭き取った清潔な肌に使用し、適切なケアを続けることが大切です。
また、「香りの強い製品で臭いを隠す」は根本的な改善にはなりませんので、つぎに説明するような生活習慣の見直しを意識してみましょう。