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10月5日は世界髄膜炎デー――髄膜炎を知り、「防げる髄膜炎」を防ぐために【今日は何の日】

公開日: 2026年10月05日
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毎日何気なく過ぎていく日々の中にも、健康や医療にまつわる「記念日」が数多く存在します。この連載では、そんな記念日をひとつひとつ取り上げ、病気や健康について改めて考えるきっかけをお届けしています。今日は10月5日、こんな記念日です。

10月5日は「世界髄膜炎デー」、各地でイベントも開催

髄膜炎への認知を高め、予防接種の普及などを目指す啓発の日で、世界各地でさまざまなイベントが行われています。

この日には、髄膜炎で失われた命を想い、髄膜炎の撲滅を願って、光を灯す「The Global Chain of Light(グローバル・チェーン・オブ・ライト)」というイベントも開かれています。

世界髄膜炎デーは、世界各国の髄膜炎関連団体が参加する「世界髄膜炎連合(CoMO)」によって始められ、当初は4月24日を世界髄膜炎デーとしてきました。

その後、2022年にWHO(世界保健機関)が掲げる「2030年までに髄膜炎を克服するための世界ロードマップ(Defeating meningitis by 2030)」との連携に伴い、10月5日に変更されています。

日本からCoMOに参加している団体が、「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会(JaCMO)」です。2006年に任意団体として発足し、2012年にCoMOへ加盟しました。

2024年には日本で初めて「世界髄膜炎デーあかりのリレー」が開かれ、大阪城のライトアップが実現しています。2026年も10月3~4日に大阪で「あかりのリレー」が開催され、大阪城天守閣も10月3日にライトアップされます。

髄膜炎ってどんな病気?

髄膜は、脳や脊髄を覆って保護している膜です。この髄膜に炎症が起こる病気が髄膜炎です。

この髄膜に炎症が起こる病気が髄膜炎です。主な症状は、発熱、頭痛、嘔吐で、けいれんから始まる人もいます。2歳未満の乳幼児では、発熱、哺乳困難、嘔吐、けいれん、大泉門(頭のてっぺんにある、骨が閉じていない部分)のふくらみなどがみられます。

小児の細菌性髄膜炎では、かつてヒブ(インフルエンザ菌b型)や肺炎球菌が主要な原因菌でした。しかし、ワクチンの普及後、これらを原因とする小児の髄膜炎は大きく減少しています。

細菌性髄膜炎は、治療を受けても命に関わったり、後遺症が残ったりすることがある病気です。一方で、細菌性髄膜炎の原因菌の中には、ワクチンで予防できるものがあります。

ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンは2013年に定期接種となり、多くの子どもたちが守られるようになりました。JaCMOの代表は、新しい薬やワクチンの開発が進み、助かる命が増えていると述べています。後遺症が残っても、前を向いて生きている子どもたちが増えているそうです。

まとめ

世界髄膜炎デーは、髄膜炎で失われた命に想いを寄せ、「防げる髄膜炎は防ぐ」ことを世界で確認し合う日です。

ワクチンで防げる病気があること、後遺症と向き合う方々がいること、そして正しい理解が差別をなくす力になること。

10月5日をきっかけに、身近な人と髄膜炎について話してみてはいかがでしょうか。


<参考URL>
https://congrant.com/project/jacmo/17827
https://www.zuimakuen.net/event-details/2025sekaizuimakuendeakarinorire-omoiwotsunaguakariwakushoppu
https://www.know-vpd.jp/news/234.php
https://www.hiragishi-kodomo.com/2010/04/20/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%AB%84%E8%86%9C%E7%82%8E%E3%83%87%E3%83%BC-4-25/

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