昨日今日からの「首が回らない」原因は?何科を受診するべき?

目次
昨日今日からの「首が回らない」…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- 頚椎症
- 疼痛
- 頚椎捻挫
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚部痛
など
「首が回らない」に加えて、約8割の方が「首が痛い」と感じていて、さらに2割以上の方が「肩が痛い」さらに1割以上の方が「背中が痛い」といった症状を訴えていました。
受診は必要?
医師の回答のうち、約8割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。
受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。
推奨される診療科
- 整形外科
- 内科
- 脳神経外科
- 耳鼻いんこう科
など
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
急ブレーキをかけた後から首が痛む
自宅で安静を推奨します。
頚椎捻挫(鞭打ち損傷)が疑われます。市販のロキソニンSなどで様子を見て効果が低いようなら整形外科の専門医を受診して調べていただきましょう。
頚椎捻挫はそれほど恐ろしい疾患ではありません。1週間程度で軽快する場合はほとんどです。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
仰るように頚椎捻挫と思われます。
放散痛や痺れ等の上肢症状がなければ椎間関節由来と思われます。改善なければ整形外科受診をおすすめします。
平常通り(様子をみる)を推奨します。
現状の症状では様子を見てよいと思われます。
湿布やお風呂などで温めるのもよいでしょう。もし保険が絡むのであれば、客観的な事実を残すために、整形外科を受診しておいた方がよいです。
首を回すと首の後ろが痛む
先日の午後から首を回すと首の左後ろに痛みがあります。
寝違えかと思いましたが、今朝痛みが増しました。首を動かさなくても痛くなり、立ったり座ったりするのも辛くなりました。ツバを飲み込んでも痛いです。
寝違えにしては痛みがひどくなったので、心配になっています。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
症状の強さをうかがうと「寝違え」のような筋肉の炎症のための痛みではなく、「頚椎症」由来の神経根症状ではないかと思われます。
現在の状態としましては、頚椎から枝分かれしている神経への刺激・ストレスが増大してしまい、ますますその神経が支配するくびまわり、肩甲骨まわりの筋肉が過度に緊張して、どんどん悪循環を形成している状況に至ってしまっているものと思われます。
頚部を支える筋肉の緊張を、緩めるような治療が優先して行われるべきであると考えます。頚椎椎間板ヘルニアの鑑別目的で、頚椎MRIの撮影が可能な整形外科の受診が理想です。
精査をしてもらった上で、リハビリテーションやブロック注射、緊張をやわらげたり、炎症を抑えて痛みをとる薬剤の処方などを受けられください。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
ご相談いただいた内容からは、頚部痛が考えられます。症状からは筋肉の痛みのようですが、一度、整形外科を受診してみることをおすすめします。
首が痛み起き上がれない
昨日の朝に寝違えたと思い、首を動かさないようにしてましたが、どんどん悪化しています。
痛すぎて寝つきにつけず、起き上がれなくなってしまいました。寝返りするのも痛み、何もしていなくても痛いです。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
頚椎椎間板ヘルニアや頸椎椎間関節症(椎間関節の捻挫)の可能性が考えられます。
MRI検査のできる病院の整形外科を受診してください。それまでは湿布や鎮痛剤を内服して安静にしておいてください。首はできればカラーなどで固定しておいた方がよいです。お大事になさってください。
最寄りの病院で整形外科または救急科の受診を推奨します。
一般的な朝の時間帯や起床時のタイミングで症状が出る「寝違え」という症状は、寝ている時の姿勢の影響での、首周りの筋肉(頚椎周囲、頚部を支える筋肉)の過度の緊張により発症するものが大半です。
ですがまれにですが、「頚椎椎間板ヘルニア」の急性増悪や、「頚椎症性神経根症」といった、中枢神経や末梢神経に影響を及ぼす病態が含まれていることがあるので注意が必要です。
前者が、中枢神経に影響して「麻痺(筋力低下や感覚障害)」を呈し、後者は、末梢神経に影響して「しびれ・重苦しい・ピリピリ・ジンジン」といった表現で言い表される症状が続くことが特徴です。それらのいずれかの状態かもしれませんので、早めに受診し、消炎鎮痛剤やシップ等の処方を受けてください。
それまでは市販の消炎鎮痛剤を内服し、新聞等を折りたたんで作った簡易的な頚椎カラーを首に巻いて安静を保ったうえでお過ごしください。
起床後から首の痛みを感じる
朝起きて、起き上がろうとしたら、右側の首に激痛が走りました。そこからずっと正面、右側に向くと激痛のため左を向いて寝ています。
湿布をはって、タオルでぐるぐる巻き固定しているのですが、痛みがひきません。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
いわゆる寝違え(頚部痛)が疑われます。
寝違えとは、睡眠中に首や肩に過度の負担がかかる体勢を取ってしまうことで、睡眠から醒めたときに、首から肩にかけて痛みを生じるものです。急性疼痛性頚部拘縮とも呼ばれます。非常にありふれた症状であり、ほとんどの人が経験したことがあるでしょう。
症状は数時間で改善する軽度な痛みのみが生じることもあれば、数日にわたって首が動かせなくなるくらいの痛みを生じるものも あり、さまざまです。
寝違えの多くは椎間関節の障害と考えられていますが、なかには頚椎椎間板ヘルニアなどの病気が原因であることもあります。
長く症状が続くときや、頻繁に寝違えを生じる場合には注意が必要です。整形外科受診をおすすめします。
最寄りの病院で整形外科の受診を推奨します。
起床後の首の痛みですね。いわゆる寝違えでよいと思います。医学的には急性疼痛性頚部拘縮とも呼ばれます。
睡眠中に知らないうちに首や肩に過度の負担がかかる体勢を取ってしまっているために生じます。
湿布や消炎鎮痛剤での経過観察が一般的ですが、痛みが強い場合には、頚椎椎間板ヘルニアなどの鑑別のためMRI撮影が必要となってきます。
痛みやしびれが強ければ画像検査の可能な、大きな病院の整形外科を受診されてみてはいかがでしょうか。
ベットから落ちて首が動かせない
首に体重がかかる体勢で、ベッドから落ちてしまい首が動かせません。飲み込むときに首の後ろに痛みを感じます。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
頸椎捻挫が疑われます。
骨折がないかを調べることが必要です。整形外科で診てもらってください。骨折がなければ自然に治ると思います。
首に痛みがあり、顔を上げられない
右の首筋から肩にかけて痛みがあり、顔を上に上げるととくに痛みが強く上がりません。左右に動かしても痛みがあり、首が回りません。
午前中は動かすと痛みがありましたが、午後からは動かさなくても痛みが強いです。
自宅で安静を推奨します。
ご相談いただいた内容を見る限り、頚椎症や肩関節周囲炎などの可能性が考えられます。まずは安静にして、振動やデスクワークを避けるようにしてください。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科またはペインクリニック内科の受診を推奨します。
頚椎捻挫が考えられます。
寝違えたか、筋を違えたか、その辺りだと思います。鎮痛剤やシップでよくならなければ、整形外科やペインクリニックを受診するとよいです。
背中に力を入れると肩甲骨と首が痛む
突然左の肩甲骨と首に痛みが出てきて、背中に力を入れると激痛です。首を動かしても左の肩甲骨が痛いです。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
先ずは、頚椎疾患(頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、など)を考えたい症状です。
レントゲン写真では診断が難しいので、MRI装置のある整形外科を受診されるとよいでしょう。
最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。
首を動かすことで、頚椎の部分の方や肩甲骨付近を支配する神経領域の部分に、痛みが出るというのは頚椎症性神経根所の特徴であると思われます。
場合により力が入りにくいなどの症状があれば、頚椎椎間板ヘルニアの可能性もあります。
整形外科で専門的な視点での精査を受けていただいた方がいいのではないかと考えます。
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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。

昨日運転中に、急な割り込みがあり急ブレーキをかけました。
そのときは何もなかったが、朝起きてから首が怠く、向きによっては鈍い痛みが響きます。首がうまく回りません。
寝違いとの違いがわからないが、むちうちかもしれないと不安が残ります。