子どもの数日前からの「鼻づまり」原因は?何科を受診するべき?

目次
子どもの数日前からの「鼻づまり」…原因は?
寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。
疑われる疾患など
- かぜ(感冒)
- アレルギー性鼻炎
- RSウイルス感染症
- アレルギー
など
また、「鼻づまり」に加えて、約5割の方が「鼻水が出る」と感じていて、さらに3割以上の方が「咳が出る」、2割以上の方が「痰が出る・からむ」といった症状を訴えていました。
受診は必要?
医師の回答のうち、約7割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。
受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。
推奨される診療科
- 小児科
- 耳鼻いんこう科
- 小児耳鼻いんこう科
など
以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。
インフルエンザ発症の1週間後に再度発熱、鼻詰まりと咳と喉の痛みを訴える
最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。
一番考えられるのは、インフルエンザ後に免疫が下がって二次感染を起こした可能性があります。ゾフルーザですから、24時間でインフルエンザは消失します。インフルエンザウイルスに罹患すると、増える細菌があります。それがインフルエンザ菌です。元々は原因菌を間違えてインフルエンザ菌と名付けられたのですが、実はウイルスだったと言う歴史的間違いなんです。
インフルエンザ菌は中耳炎や副鼻腔炎を起こします。その場合は抗生物質を処方して治療します。副鼻腔炎を起こして鼻水が気道に落ちての咳ではないでしょうか?小児科のかかりつけ医に相談してみて下さい。
自宅で安静を推奨します。
インフルエンザで熱がぶり返す原因としては、体内のウイルスが再度増殖したときや二次感染を起こした時などです。小児では成人よりぶり返すことが多いと言われています。ゾフルーザについてはまだよくわからないこともあり、ぶり返しやすいかどうかは今のところ不明です。
機嫌がよいとのことなのでインフルエンザの合併症である肺炎や脳炎の心配もなさそうなので、そのままもう少し様子をみられてもよいと思われます。
赤ちゃんの咳鼻くしゃみ、食欲不振
朝方から39度の熱が出て近くの小児科を受診し、薬をもらって明日まで続いたら血液検査とのことでした。坐薬を使えば下がるが、無いと38度後半だったため翌日血液検査をしに再度受診。結果は問題ないと言われたのですが、咳がひどく薬を飲んでも収まる様子がないです。ミルクも飲まず、飲んでも咳と一緒に吐き出してしまいます。鼻水や嗚咽のような咳もします。
今は37.8度の熱でだいぶ落ち着いてきましたが、赤ちゃん用のポカリなどで水分補給はするもののあまり飲んでくれないので脱水症状や栄養面も心配です。大きな病院で診てもらうべきなのか、5日分の薬をもらっているので様子を見ていた方がいいのか、わかりません。
自宅で安静を推奨します。
急性の上気道炎症状と思われます。解熱傾向にあるようなので次第に症状は治まってくるものと思われます。直ぐに栄養状態が悪くなることはないので水分だけはしっかり取らせてください。
一日に何回か排尿が見られていれば脱水の心配はありません。また咳症状に対しては部屋の保湿を十分にすることも大事です。
最寄りの病院で小児科の受診を推奨します。
RSウイルス感染の検査はされましたか。嗚咽のような咳をしているということなので、RSウイルスを疑います。今日再受診して胸部レントゲンの検査もしてもらい、少しでもRSウイルス感染の疑いがあれば、紹介状を書いてもらって大きな病院で入院された方がいいと思います。
2週間ほど続く激しい咳き込みと鼻水
2週間前より咳が続き、耳鼻科を受診。気管支炎になりかけているとのことで内服を処方される。一向に回復せず。特に夜間時の咳き込みが激しく、睡眠も取れない状態。
2日前より鼻水症状が出始める。アレルギー検査などの血液検査、レントゲンなどは撮っていない。
最寄りの診療所・クリニックで小児科または小児耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
咳は発熱とならんで、お子さんの病気の代表的な症状です。もともと咳というのは、口から肺につながる気道のどこかに外部から侵入したかぜのウイルスやほこり等の異物があるとき、その異物を排除しようとして反射的に起こる自然な防御反応です。しかし、咳の背後には原因となるさまざまな病気が潜んでいます。
よくみられるのが、かぜ等の呼吸器感染症、気管支喘息、副鼻腔炎等です。現時点での鑑別としては
- かぜ症候群
- クループ症候群
- 急性気管支炎
- 肺炎
- 百日咳
などが考えられます。まずは小児科を受診するのがよいでしょう。夜間に咳き込むようなときは、水分を取らせてください。その際、何回かに分けて少量ずつ飲ませてください。
最寄りの病院で小児科または救急科の受診を推奨します。
耳鼻咽喉科で言われたように、気管支炎を起こしていると思います。熱が上がってくる場合は、肺炎の可能性も出てきますので、小児科を受診して下さい。呼吸困難や38℃を超えるような発熱を認める場合は、救急を受診してください。
乳幼児の中耳炎の治療法と対処法
生後10ヶ月の乳児です。保育園へ通い始めてから鼻水が断続的に続いています。数日前に39度を超える発熱があり小児科を受診。抗生剤、鼻水と咳の薬を処方されたが抗生剤がしっかり飲めず、再度熱が出て受診。感染症ではない。耳鼻科をすすめられ受診すると両耳の中耳炎と診断。片方は治りかけ、もう片方は腫れてきているところ。薬を処方され飲ませるも全量飲めず。昨日再受診し、改善しているから抗生剤は中止してよい、鼻水の薬だけでいいと言われました。
保育園へ通いはじめて、免疫がつくまでは鼻水は仕方ない、抗生剤で抑えすぎるのも良くないとの説明でした。鼻水は黄色い粘稠性あり。咳あり。中耳炎は繰り返すと聞いたので、このまま様子みてよいのか心配です。
最寄りの病院で耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
乳幼児の中耳炎は治療に時間がかかるので、引き続き耳鼻科で経過をみる必要があります。引き続き今の耳鼻科での治療でよいとおもいます。また抗生剤もやめても問題ないと思います。
平常通り(様子をみる)を推奨します。
中耳炎としては軽症で、抗菌薬の選択も問題ないでしょう。解熱しているので、そのまま様子を見てよいと思います。10ヶ月の集団保育は中耳炎のリスクが上がりますので、今後も反復する可能性は十分にあります。発熱、耳痛、機嫌が悪いなどの症状があれば、耳鼻咽喉科を受診して、中耳炎の確認が必要です。
その都度、抗菌薬を投与して、重症なら鼓膜切開を追加して治療していくことになると思います。予防法は、鼻汁を吸って鼻を綺麗にしてあげることです。抗菌薬の使いすぎは耐性菌を増やしますので、複数の医院を回って複数の投薬を受けるより、信頼できる医療機関一箇所で適切な抗菌薬投与を受けた方が賢明です。
高熱、鼻水、咳の症状。肺炎ではないか不安
2歳の息子がしばらく鼻水が続いていたのですが、1週間前から咳が出るようになり、急に発熱してずっとゼエゼエしています。
まさか、肺炎ではないだろうかと不安になってしまい、こちらで相談しました。今は静かに眠っていますが、寝つきが悪いようで苦しい様子です。
最寄りの診療所・クリニックで小児科または小児耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
いただいた内容の症状から判断すると、肺炎や気管支炎の可能性もあるかと思います。ふだんは保育園に通院していますでしょうか。しているなら、急性の上気道炎や、そこから波及しやすい中耳炎の可能性も高くなります。
休日診療所の小児科や、大きな病院の小児科医師の出動している医療機関の受診をおすすめします。また、できればあわせて耳鼻咽喉科医師に診てもらうと確実ですので、小児科の受診の際に、耳鼻咽喉科医師にもあわせて診てもらえるとなおよいでしょう。
自宅で安静を推奨します。
お子さんの場合、水分を摂れるようでしたら大丈夫ですよ。水分をしっかり摂って、食事は可能であれば摂って頂き、あとはしっかり寝れてるようでしたら何の問題もありません。
水分も摂れないようであれば、点滴してもらわなければならないので、小児科を受診することをおすすめいたします。
鼻水と目の上辺りの痛み、発熱
2、3日前から鼻をすすり、クシャミをしていた。目の上辺りがズキンズキン痛く、昨日から38度から39度の熱がでた。
先週から猫を飼うようになり、埃がまってクシャミしているのかと思っていたが、熱が出だしたので副鼻腔炎ではないかと思っています。クラリスロマイシン200錠剤、カルボシステイン250錠剤が手元にあるのですが、服用させていいものでしょうか。
最寄りの診療所・クリニックで耳鼻いんこう科の受診を推奨します。
詳細に記載されています症状や状況から推察をさせていただきますと、急性副鼻腔炎である可能性が強く疑われます。これに対して、抗生剤の内服を行うべきだと思いますが、ご自宅にクラリスロマイシンおよびカルボシステインがあるようですので、それを内服していただければよいと思います。
受診の必要性については、内服をしていただいて3~4日経過しても改善がなければ必要だと思います。受診すべき診療科は、耳鼻咽喉科を受診すべきだと思います。
自宅で安静を推奨します。
副鼻腔炎あるいは急性上気道炎が疑われるようなので、体重当たり10-15㎎のクラリスロマイシンを服用して様子を見られてもよいと思います。1日2回(朝、夕食後)で体重30Kg なので、1回投与量は200㎎でよいと思います。なお、受診されるとしたら耳鼻咽喉科でよいでしょう。
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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。

1週間前に発熱し、かかりつけ医にてインフルエンザAと診断を受けゾフルーザを処方。1日で解熱しました。それからは熱もなく本調子に戻っていましたが、また発熱し、鼻詰まりと咳と喉の痛みを訴えています。食欲もあり、熱以外は元気です。
翌日かかりつけ医を受診しましたが、1ヶ月程経ってから稀にインフルエンザAを再発することもあるが今回のは違うと思う、喉が赤いのと鼻水が喉に流れているための咳という診断で、鼻水と咳の薬を頂きました。合併症としてインフルエンザから肺炎になることもあると聞いた事があるので、他の病気なのか不安です。