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子どもの「足が痛い」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年08月17日
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子どもの「足が痛い」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

子どもの「足が痛い」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 成長痛
  • 下肢痛
  • 外傷
  • 骨折

など

また、「足が痛い」に加えて、1割以上の方が「脚が痛い」「足首が痛い」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約7割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 整形外科
  • 小児科
  • 皮膚科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

足をひねったことによる痛みと歪曲

2歳・男児2歳・男児 のアイコン

2歳の息子が足をひねったようで、足の裏ではなく足の甲側から着地し、足首が外側へ曲がるような形になりました。

すぐに泣き止みましたが、その後は痛めた足をかばって歩いています。足の甲から土踏まずにかけて痛みを訴え、わずかな腫れや熱感があるように感じます。

歩くことや足指を動かすことはできますが、骨折や靱帯損傷の可能性があるのか、翌日も改善しなければ整形外科を受診した方がよいのか相談したいです。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

子どもは関節が柔らかいため、大人のような重い靱帯損傷は少なく、捻挫のように見えても軽い筋や靱帯の損傷で済むことが多く、骨折の可能性も高くはありません。

ただし、足をかばって歩いていることや痛みが続いている点は気になるため、整形外科でレントゲンなどを行い骨折の有無を確認することをおすすめします。

患部を冷やす対応は続け、翌日には元気に走れるようなら経過観察でもよいでしょう。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

形成外科の回答形成外科の回答 のアイコン

足のつき方からは、足首外側の靱帯を痛めた可能性も否定できません。

小さなお子さんは症状を正確に伝えにくいため診断は難しいですが、まずは保冷剤などで軽く冷やし、包帯で無理のない程度に固定して安静を保つことが大切です。

翌日以降も痛みや歩きにくさが続く場合は整形外科を受診し、症状が改善して普通に歩けるようであれば経過をみてもよいでしょう。

やけどによる脚の痛みと傷跡の処置について

2歳・女児2歳・女児 のアイコン

2歳の娘がヒーターに脚を当ててやけどをしましたが、その場では気付かず、翌朝になって網目状に赤黒くなっていることに気付きました。

外科では軟膏を処方されましたが、やけど直後に冷やせなかったため、やけどが深くなり跡が残るのではないかと心配しています。現在は軟膏を塗っていますが、このままでよいのか相談したいです。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

水ぶくれがなければI度熱傷の可能性がありますが、多くはII度熱傷です。一般的にIII度熱傷の可能性は低いものの、ヒーターによる低温やけどでは深いやけどになることもあります。

傷跡をできるだけ残さないためにも、皮膚科で傷の深さを確認し、必要に応じてステロイド外用薬などを含めた適切な治療を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

皮膚がむけて浸出液が出ていないのであれば、低温やけどの可能性が考えられます。小さなお子さんでは受傷直後に十分冷却することが難しい場合もあり、それだけで重症とは限りません。

ただし、やけどの深さや感染の有無は診察しないと判断できないため、傷跡を残しにくくするためにも早めに皮膚科を受診し、必要な外用薬などの治療を受けることをおすすめします。

足の痛みによる歩行困難

1歳・男児1歳・男児 のアイコン

1歳9か月の息子が滑り台で遊んだ後から足を痛がり、自力で歩けなくなりました。つかまり立ちはできますが歩行はできず、見た目には腫れや変形もなく、どこを痛めているのか分かりません。

休日のため受診を急ぐべきか迷っています。骨折などの可能性があるのか、様子を見てもよいのか知りたいです。

自宅で安静を推奨します。

リハビリテーション科の回答リハビリテーション科の回答 のアイコン

立つことはでき、腫れも目立たないことから、まずは打撲の可能性が考えられます。骨折であれば立つこと自体が難しい場合が多いため、現時点ではその可能性は低い印象です。

本日は無理をさせず安静に過ごし、休日明けに整形外科を受診して診察を受けるとよいでしょう。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

滑り台の後に症状が出たことから、着地や滑走時に前脛骨筋を痛めたり、足をひねって捻挫や骨折を起こした可能性があります。

小児では筋肉や関節が柔らかく重症になりにくいものの、歩けない状態が続くのであれば注意が必要です。少なくとも翌日以降も症状が続く場合は、速やかに整形外科で診てもらうことをおすすめします。

かかとの深い切り傷に対する処置

8歳・女児8歳・女児 のアイコン

8歳の娘が卓上テープカッターでかかとを深く切り、皮膚がめくれて傷口が見えている状態です。出血はそれほど多くなかったため、ワセリンを塗って絆創膏で保護しています。

翌日の受診でも問題ないのか、それとも早めに病院へ行くべきなのか知りたいです。

平常通り(様子をみる)を推奨します。

皮膚科の回答皮膚科の回答 のアイコン

かかとは皮膚や角質が厚いため、出血が少なく赤みや腫れもなければ重症ではない可能性があります。お子さんは傷の治りも早いため、感染徴候がなければ経過観察でもよいでしょう。

傷が赤く腫れたり痛みが強くなったりした場合は、速やかに皮膚科などを受診してください。

最寄りの診療所・クリニックで皮膚科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

傷口から細菌感染を起こす可能性があるため、できるだけ早く医療機関を受診することをおすすめします。

受診までの間は、水道水で傷をよく洗い、市販の抗菌軟膏を塗布して清潔なガーゼで保護してください。可能であれば当日の救急外来で診察を受けるのが安心です。

長引く左くるぶしの痛み

10歳・男児10歳・男児 のアイコン

10歳の息子が左足の内側くるぶしの痛みを1か月以上訴えています。

安静を指示され湿布で様子を見ましたが改善せず、歩いたり軽く走ったりはできても、全力疾走やジャンプでは強い痛みが出ます。

野球をしていますが練習量は多くありません。整形外科でほかに受けられる治療があるのか知りたいです。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

内側くるぶし付近の痛みであれば、有痛性外脛骨が原因となっている可能性があります。この疾患は保存療法で改善する場合もあれば、手術が必要になる場合もあり、経過はさまざまです。

一度整形外科を再診するか、スポーツ整形外科など専門性の高い医療機関で詳しく評価を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

症状が続いている場合は、安静だけでなく積極的なリハビリテーションが必要と考えられます。フォームの改善やテーピング、筋力や柔軟性の左右差を整える訓練によって足への負担を軽減できる可能性があります。

リハビリに力を入れている整形外科やスポーツ整形外科へ転院し、専門的な治療を受けることをおすすめします。

右膝下から足先までの痛みと腫れ・変色

10歳・女児10歳・女児 のアイコン

10歳の娘が朝から右膝下から足先まで痛みを訴え、歩けなくなりました。

転倒や打撲などの心当たりはありませんが、膝下から足の甲にかけて軽い腫れと青白い変色があり、時間とともに色が強くなっています。

休日で近くの整形外科が休診のため、考えられる原因や受診の必要性について教えてほしいです。

最寄りの診療所・クリニックで小児科の受診を推奨します。

リハビリテーション科の回答リハビリテーション科の回答 のアイコン

症状からは血管性紫斑病が疑われます。風邪や溶連菌感染の後に起こることがあり、多くは自然に改善しますが、整形外科ではなく小児科で診察を受けることが大切です。

必要に応じて全身状態や合併症の有無を確認してもらい、適切な経過観察を受けてください。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

血友病による関節内出血のような重い病気の可能性は低い印象ですが、歩けない原因として膝の靱帯損傷などを起こしていることも考えられます。

症状が強く、歩行できない状態であれば早めの受診を検討してください。痛みが落ち着き歩けるようであれば、翌日以降に整形外科で詳しい診察や必要な検査を受けることをおすすめします。

種子骨疲労骨折後に続く痛み

12歳・男児12歳・男児 のアイコン

12歳の息子についてです。

3か月前に足の種子骨疲労骨折と診断され、足底板を作って安静にしていましたが、痛みがほとんど改善しません。レントゲンやMRI検査は受けましたが、それ以外の治療は行っておらず、このまま治るのか不安です。

剣道を続けているためできるだけ早く競技に復帰したいと考えており、手術を受けた方が早く治るのか、ほかに有効な治療法があるのか相談したいです。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

形成外科の回答形成外科の回答 のアイコン

まずは骨折の状態を詳しく確認することが重要です。骨が大きくずれている場合は手術が必要になることがありますが、ひび程度であれば保存療法で治癒が期待できます。

現在の治療内容からは保存療法で改善が見込める可能性がありますが、足底腱膜炎など別の障害を合併していることもあるため、足外科や整形外科専門医で再評価を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

剣道では母趾へ強い負荷がかかるため、種子骨疲労骨折は治癒まで時間を要し、3か月では十分でないことも少なくありません。

成長期では手術は慎重に判断されるため、まずは保存療法を継続しながら、MRIで骨壊死や腱・足底腱膜の炎症がないか再評価するとよいでしょう。

スポーツ整形外科でリハビリを受け、足底板を継続しながら競技復帰を目指すことがすすめられます。

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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。