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高齢者の1か月以上前からの「イライラする」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年06月03日
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高齢者の1か月以上前からの「イライラする」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

高齢者の1か月以上前からの「イライラする」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • うつ病/うつ状態
  • アルツハイマー型認知症
  • アルコール依存症
  • レビー小体型認知症

など

「イライラする」に加えて、4割以上の方が「不安が強い」と感じていて、さらに約3割の方が「ストレスを感じる」「物忘れがひどい」、2割以上の方が「寝られない・不眠」「気が滅入る・憂鬱である」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、9割以上で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 精神科
  • 心療内科
  • 脳神経内科/神経内科
  • 内科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

イライラして感情がコントロールできない

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ここ1か月以上、理由もなくイライラすることが増え、感情のコントロールが難しいです。以前は気にならなかった些細なことで怒ってしまい、家族との関係にも影響が出ています。

高齢期でも更年期障害のような症状が起こるのか、それとも別の病気が関係しているのか不安に感じています。

精神的な問題なのか身体的な原因なのかを知りたく、今後どのように対処すればよいでしょうか。

最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。

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更年期障害は一般的に閉経前後に起こるため、この年代で新たに発症する可能性は低いと考えます。

イライラの原因としては、うつ状態や自律神経の乱れ、甲状腺機能異常などの内科的疾患が関係していることもあります。

まずは内科を受診し、血液検査などで全身状態やホルモン異常の有無を確認することが重要です。その結果に応じて、心療内科や精神科での評価を受けることを検討してください。

最寄りの診療所・クリニックで内科の受診を推奨します。

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イライラが続く背景には、生活習慣やストレス、睡眠不足のほか、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患が隠れている場合があります。

まずは内科で血液検査を行い、身体的な異常がないかを確認することが大切です。

異常がなければ、心療内科や精神科での診察を受け、必要に応じて薬物療法やカウンセリングを行うことで症状の改善が期待できます。

精神疲労によるイライラ・不眠・不安

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妻がうつ病と診断され治療中ですが、改善が乏しく、その対応に疲れを感じています。

本人の回復への意欲が感じられず、助言も行動につながらないため、次第にイライラや不満が募っています。不眠や不安が強くなる症状も出ています。

自分の感情を抑えながら生活することに限界を感じ、このままでは自分も体調を崩すのではと不安です。

自分自身も心療内科を受診すべきか悩んでいます。

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

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不眠や抑うつ気分、不安、イライラなどの症状から、ご本人も精神的に不調な状態にある可能性が高いと考えられます。うつ状態の可能性もあり、我慢や努力だけでの改善は難しいです。

精神科や心療内科でカウンセリングや薬物療法を受けることが重要です。

家族にうつ病の方がいる場合、同様の状態になるリスクも高いため、早めの受診をおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

精神科・神経科精神科・神経科 のアイコン

感情の不安定さや生活への影響がみられることから、心療内科や精神科での診察を受けることをおすすめします。

ご家族のためにも、まずご自身の負担を軽減することが重要です。

専門的なサポートを受けることで症状の改善が見込まれますので、遠慮なさらず受診してください。

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

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イライラに加えて睡眠障害もあることから、うつ傾向が疑われます。

まずは十分な休養を取りつつ、心療内科や精神科を受診して今後の対応について相談することが望ましいです。

早期に対応することで生活への影響を軽減できる可能性があります。

飲酒時の極端な情緒不安定・イライラ

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母についての相談です。

母は飲酒すると感情のコントロールができず、些細なことで激しく怒ったり物に当たったりします。逆に悲観的になることもあり、言動が極端です。

普段から気の強い性格ですが、飲酒時の変化は異常に感じます。本人は問題を認めず、家族として精神的に負担が大きい状況です。

アルコールによるものか精神的な病気か分からず、対応に悩んでいます。

最寄りの診療所・クリニックで精神科または心療内科の受診を推奨します。

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アルコール依存症の可能性が考えられます。

まずは保健所などの相談窓口に相談し、精神科や心療内科など、専門機関へのつなぎや対応方法について助言を受けることをおすすめします。

家族だけで抱え込まず、公的支援を活用しましょう。

最寄りの診療所・クリニックで精神科の受診を推奨します。

精神科・神経科精神科・神経科 のアイコン

症状からは、アルコール依存症やそれに関連する精神疾患の可能性があります。

まず精神科を受診し、評価と治療を受けることが望ましいです。

適切な対応により改善が期待できるため、早めの受診をおすすめします。

加齢に伴う激しいイライラや感情の起伏

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父についての相談です。

父は以前から怒りやすい性格ですが、近年は感情の起伏が激しくなり、突然大声で怒ることが増えています。翌日には何事もなかったように振る舞います。

家庭内での影響が大きく、病気によるものなのか悩んでいます。治療で改善できる可能性があるのか知りたいです。

最寄りの診療所・クリニックで精神科の受診を推奨します。

消化器内科消化器内科 のアイコン

長年の傾向であれば性格の影響が大きいと考えますが、最近悪化している場合は認知機能低下が関与している可能性もあります。


認知症であれば進行抑制の治療がありますが、完全な改善は難しい場合もあることを念頭においてください。

まずは、精神科を受診して評価を受けることをおすすめします。

最寄りの診療所・クリニックで心療内科の受診を推奨します。

外科外科 のアイコン

加齢による情動コントロール低下の可能性があります。

症状が生活に影響している場合は、心療内科を受診し評価を受けることが望ましいです。

適切な治療で症状が緩和する可能性があります。

認知症に伴う健忘やイライラ

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母についての相談です。

ここ2年ほどで物忘れが増え、直前のできごとを繰り返し尋ねたり、同じ行動を繰り返したりします。一方で昔の記憶ははっきりしています。

また怒りっぽくなり、周囲の言葉に過敏に反応することもあります。

この状態が認知症によるものなのか、また治療すべきなのかわからず、受診の必要性について悩んでいます。

最寄りの診療所・クリニックで脳神経内科または精神科の受診を推奨します。

脳神経外科脳神経外科 のアイコン

アルツハイマー型認知症が疑われます。

脳神経内科や精神科の物忘れ外来を受診し、診断を受けてください。完治は難しいものの、進行を遅らせる薬やイライラを抑える治療があります。

介護保険の活用も含め、早めの対応が重要です。

最寄りの診療所・クリニックで神経内科の受診を推奨します。

神経内科神経内科 のアイコン

最近の記憶障害や病識の乏しさから、認知症の可能性が高いと考えます。

神経内科や物忘れ外来で、血液検査やMRI、脳波検査などを行い評価することをおすすめします。

早期診断が今後の対応に役立ちます。

最寄りの診療所・クリニックで神経内科の受診を推奨します。

脳神経外科脳神経外科 のアイコン

繰り返しの質問や行動、怒りっぽさがあるのは認知症の典型的な症状です。

一方で昔の話はよく覚えているというのも、認知症の特徴と合致します。

一度、物忘れ外来や神経内科で、認知機能検査やCT・MRIなどの画像検査を受けることをおすすめします。

認知症もしくは精神疾患による激しいイライラ・怒り

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母についての相談です。

母は同じ話を繰り返す一方で、過去の嫌な記憶に強くとらわれていて、怒りが抑えられず興奮することがあります。特定の人物やでき事がきっかけとなり、感情が高ぶります。

認知症なのか、うつ病など別の病気なのか判断できず、対応に困っています。

最寄りの診療所・クリニックで心療内科の受診を推奨します。

内科内科 のアイコン

年齢や症状からは認知症が疑われます。

進行すると治療が難しくなるため、できるだけ早く心療内科を受診し評価を受けることをおすすめします。

早期対応が重要です。

最寄りの診療所・クリニックで精神科の受診を推奨します。

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繰り返しの言動や感情の制御困難から、認知症の可能性が高いと考えます。精神科を受診し、診断と治療方針を確認してください。

通いやすい医療機関での継続的なフォローが大切です。

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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。