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高齢者の「足がだるい」原因は?何科を受診するべき?

公開日: 2026年08月04日
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高齢者の「足がだるい」について寄せられた相談から、原因や何科を受診すべきかなど、医師の回答をご紹介します。

高齢者の「足がだるい」…原因は?

寄せられた質問から多く疑われた原因には、以下のような疾患などがありました。

疑われる疾患など

  • 腰部脊柱管狭窄症
  • うつ病
  • サルコペニア
  • 下肢しびれ
  • 脊椎管狭窄症

など

また、「足がだるい」に加えて、約3割の方が「足がむくむ」、約1割の方が「夜におしっこで起きる」といった症状を訴えていました。

受診は必要?

医師の回答のうち、約9割で「最寄りの医療機関での受診」が推奨されました。

受診を推奨される診療科として多くあがったのは、以下の診療科でした。

推奨される診療科

  • 整形外科
  • 脳神経内科/神経内科
  • 内科
  • 循環器内科
  • 脳神経外科

など

以下からは、実際にあった質問と医師からの回答を紹介します。

朝方足がだるく、ふくらはぎがつる。

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1週間ほど前からガイドヘルパーを始め、歩くことが多くなりましたら、朝方足がだるく、足のふくらはぎがつります。ふくらはぎのつりが治った後、脹脛が張り足底筋もつっています。

アキレス腱を伸ばしたり、ふくらはぎを押したりしていますが、改善しません。診療科や病院はどちらへ行ったら良いでしょう?

最寄りの診療所・クリニックで整形外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

歩行距離が長くなっての、痙攣や下肢のだるさの症状なので、受診は整形外科が良いと思います。急に歩くなどの身体活動が多くなって、足底筋膜や、下肢の筋肉の炎症などが出ているかと思います。

また寒くなっていますので、寝てる間の冷え、血行循環がよくないなどで、痙攣が起きやすいかと思います。脚を使うストレッチや、足指の運動、5本指ソックスや、湯たんぽで温めるなどもされて、治療されるとよいと思います。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科または内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

筋肉・骨格の問題となると、近くの小規模医療機関(医院・クリニック)の整形外科で良いと思います。とりあえずは、筋肉・骨格に変形・炎症が無いかを確認して頂く必要が有ります。

なお、症状に対しては芍薬甘草湯という漢方が効果有りと思います。適応症は「こむらがえり」であり、患者層としても一致していると思います。但し、稀に電解質異常を来しているケースも有ります。念のために、内科にも相談する事をおすすめします。こちらも小規模医療機関(医院・クリニック)で良いです。

眠れない。左下半身の痺れやだるさ。

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田植えで腰をひねって作業したことでヘルニアになり、手術をしたことで、左半身に痛みや痺れが出ている。

睡眠の質が悪く、左足の痺れやだるさに悩んでいる。左足が冷たく年中靴下を着用。歩行時にカクンとなってしまう。農作業は毎日行っている。無呼吸症候群と診断もされ、睡眠時のみ機械をつけています。

最寄りの病院で内科または整形外科、脳神経内科/神経内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

様々な症状・病気をお持ちである事は理解しました。その中でも、血糖値が高い(糖尿病疑い)が気になります。

糖尿病が有ると、今後の治療の難易度が大きく上がります。それを踏まえて、内科を中心に、整形外科など他の科と連携して、診断・治療にあたるのが好ましいと判断します。受診は大き目の医療機関(総合病院など)が好ましいです。

最寄りの診療所・クリニックで整形外科または心療内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

まず左足の症状は腰の手術後のようですが、腰から来ている可能性がありそうですね。腰部脊柱管狭窄症などが考えられ、やはり整形外科での相談も必要でしょう。

睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療中なのですね。まだ、しっかり眠れていないでしょうか。無呼吸がありますと、ぐっすり眠るようなお薬は使用しにくいですからね。一度心療内科などでもお薬が使用できないか、相談してみてください。

近くで評判の良い病院を探してみてくださいね。早い診断、治療が、早い改善につながるでしょう。

足腰のだるさ、痺れ。手足がこわばる。

60代・女性60代・女性 のアイコン

足腰の痛み、だるさ、痺れ、手のこわばり。半年くらいあります。便秘は8年近く続いています。運動もしにくくなり、最近は近所のみです。

仕事は続けており、しっかりしています。銀行手続き、料理などはほとんどできなくなりました。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科の受診を推奨します。

神経内科の回答神経内科の回答 のアイコン

一番疑うのは頚椎症や頸椎椎間板ヘルニアなどの頚椎疾患、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患などの整形外科疾患です。その他に、可能性自体は低いですが関節リウマチなども鑑別です。

一度近所の整形外科を受診すると良いですよ。レントゲンやMRI、血液検査など検討が必要です。

最寄りの病院で脳神経内科/神経内科または脳神経外科、整形外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

頂いたエピソードからはパーキンソン症候群を疑います。ほかにも腰椎や頸椎の神経圧迫がないか確認する必要があると思います。大きい総合病院でまずは神経内科専門医を受診のうえ適切な診断と処置を受けることをおすすめします。必要に応じて他科を紹介してもらえると思います。

複数の診療科と連携する必要があったり、CTやMRIなど大きい医療設備が必要な場合も考えられるので、大きい病院、総合病院を受診したほうがスムーズかと思います。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科または消化器内科の受診を推奨します。

形成外科の回答形成外科の回答 のアイコン

すべてが同一の原因ではなさそうです。便秘については運動量の不足や水分不足などはあるかもしれません。一度消化器内科で相談してみてください。

下半身の運動障害、手のこわばりなどについては、まずは整形外科でMRI撮影など含めた再評価をしてもらいましょう。脊椎病変の有無は確認すべきかと思います。

歩くとふくらはぎが痛み、だるくなる。

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数百メートル歩くと、ふくらはぎが痛んだり、だるくなったりする。しばらく休むと歩けるようになるが、また歩くと痛くなる。運動で足先まで真っ直ぐ伸ばすと、右足が突っ張る。

最寄りの病院で脳神経外科または整形外科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

痛みやしびれの症状から、腰椎の高さでヘルニアや脊柱管狭窄症によって神経が圧迫を受けていることが考えれらます。また間欠性跛行という症状がぴったり合うと思います。背骨の手術をしている比較的大き目の病院の脳神経外科専門医か整形外科専門医を受診して脊髄神経のMRIを撮るなどして評価してもらうと安心かと思います。

なかには手術が必要な場合もありますが、リリカなど神経痛の内服薬やブロック注射などで軽快するならこれで経過観察でもよいでしょう。上記の脳神経外科専門医以外にもペインクリニック専門医を受診してほかの選択肢を尋ねてみることもよい一手かと思います。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で整形外科の受診を推奨します。

整形外科の回答整形外科の回答 のアイコン

腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛などの可能性はあると思います。特定の医療機関はお教えできないことになっていますが、まず整形外科受診し、MRIなどの検査をうけられることをおすすめします。

歩幅が狭く、足がだるくて重い。

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歩幅が狭くなり、バランスがとりにくく、足が重くて歩けない。手足の震えや痺れもあります。腸の検査や腰のレントゲンやCT検査やMRI検査もやりましたが、異常はありませんでした。

現在は月1回神経内科を受診し薬も飲んでいますが、改善の兆しはありません。

また、一年くらい前から下腹部痛が続いている。座るとひどくなり、立つと痛みがやわらぐため、一日中立って生活している。ご飯を食べる時も立って食べており、寝る時は睡眠薬を飲んで寝ています。どうしたらいいか分からず、悩んでいます。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院で脳神経内科/神経内科または消化器内科の受診を推奨します。

内科の回答内科の回答 のアイコン

詳細な画像検査は、寝た状態の位置でのものですので、立位になった時、座位の時の骨盤腔内の臓器の位置関係について、わからないのかと思います。下垂胃、座位で、下腹部の圧迫されることでの、ガスの停滞などもあると思います。

消化器内科のクリニックなどで、担当医に立った姿勢や座った姿勢でのエコー検査をおすすめします。歩行異常や手足の震えについては、神経内科でパーキンソン病なども考えていると思います。消化器内科と神経内科で治療をされるとよいと思います。

最寄りの診療所・クリニックまたは病院でペインクリニック内科の受診を推奨します。

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座位で増悪し、立位で軽減するという症状は、椎間板内圧の変化が関与していると考えます。

また同じ姿勢を長時間続けたり、急激に圧力が加わることにより椎間板内圧が上昇し、腰痛を引き起こします。高齢で、骨粗しょう症などでそもそも前屈位になっていたり、椎体がつぶれたりすると直接、圧が椎間板にかかり痛みが出ているのではないでしょうか。

痛みの増悪を避ける姿勢(すでにしている)と痛みの緩和が重要となります。まず、現在診てもらっている神経内科の先生とよく相談し、ペインクリニック受診の妥当性を相談ください。

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※本記事は、病院なび医療相談サービス「医療Q&Aなび」に一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容を元に構成しています。回答内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。症状の現れ方・原因・経過には個人差があり、記事内容がすべての方に当てはまるとは限りません。気になる症状がある場合、突然の悪化・呼吸困難・意識の変化など緊急性が高い場合は、自己判断せず早急に医療機関へご相談ください。