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すい臓がん - 病院・医院・薬局情報

すい臓がんとは

すい臓がんは、消化器系がんのなかでも、治りにくいがんの代表です。ほとんどの場合すい管から発症するがんで、全体の90%以上を占めています。

日本では年間約3万8000人がすい臓がんと診断され、年間約3万2000人がすい臓がんで亡くなります。これはすい臓がんの治療が非常に困難であることを意味しています。
その理由は、初期症状がほとんどなく、具合が悪くなった時には進行していることが大半だからです。また、転移の可能性が著しく高く、外科手術の適応が難しいことや、切除に成功しても再発のリスクが高いことも難治の理由です。すい臓の位置も、内臓の奥深くにあり、初期発見の難しさや外科手術の困難さに関係しているといえます。

すい臓がんの症状

初期のすい臓がんに特徴的な症状はありません。
ある程度病気が進んでくると下記のような症状があらわれます。

  • 食欲不振
  • 吐き気・嘔吐
  • 腹痛
  • 背中の痛み
  • 腰痛
  • 急激な体重減少
  • 消化不良
  • 全身倦怠感
  • 黄疸
  • 糖尿病が発症または悪化 など

「なんとなくいつもより胃が重い」「みぞおちや背中が重苦しい」「なんとなく体がだるい」など、ありふれた症状の中でも「何となくいつもと違う」といった場合には、早期発見のためにも受診することが重要です。

すい臓がんの原因

すい臓がんの原因として、喫煙や肥満、飲酒などの生活習慣・膵臓の病気・遺伝的要因などがあげられます。特にタバコをたくさん吸うヘビースモーカーの場合、タバコを吸わない人に比べて2~3倍すい臓がんになりやすいとされています。
すい臓がんを発症した患者さんの既往歴で最も多いのは糖尿病で、全体の17%占めています。慢性膵炎からすい臓がんを発症する患者も多く見られます。これらはいずれもすい臓の病気であり、すい臓の障害とがん発症に関わりがあることが裏付けられています。

遺伝的要因としては、家族がすい臓がんや膵炎になった人もすい臓がんになりやすく、すい臓がんに遺伝性があることもわかっています。

すい臓がんの治療方法

すい臓がんの治療には、手術療法、化学療法(抗がん剤)、放射線療法などがあり、多くの場合、複数の治療法を並行して行います。

がんがすい臓にとどまっている場合は、手術と補助療法(通常は抗がん剤治療)を組み合わせて行います。すい臓がんが大事な血管を巻き込んでいたり、別の臓器に転移したりして手術ができないときは、放射線治療や抗がん剤治療が行われます。
すい臓がんは早期発見が難しく、診断されたときには進行していることが多いため、手術単独で治癒することは多くありません。現在では、がんの進行度合いに関わらず、手術の後に化学療法を行うことが推奨されています。

すい臓がんを早期発見するために・・・

すい臓がんは症状が現れにくい上、精度の高いスクリーニング検査もまだ確立されていないため、多くの患者さんが進行した状態で発見されているのが現状です。

しかしすい臓がんは近年急増していることから、他のがんと同じく定期的な検査の必要性が叫ばれています。今のところ、すい臓がんの早期発見に大きく役立つとされている検査が、腹部の超音波検査です。

すい臓がんは初期症状がほとんどなく、具合が悪くなった時には進行していることが大半です。早期発見のためにも一年に1度は超音波検査を受けましょう。

すい臓がんの病院・医院・薬局情報

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