カンジダ膣炎 - 病院・医院・薬局情報

カンジダ腟炎とは、膣内の常在菌である「カンジダ」という真菌(カビ)が異常に増えることによって起きる疾患です。性感染症とは異なり、性行為が全くなくても発症するのが特徴です。

カンジダ膣炎の症状

カンジダ膣炎の主な症状として、おりものの異常と外陰部や腟内の痒みがあります。おりものは酒かすやヨーグルト状のようにポソポソした状態になることが多く、白色や黄緑色をしています。
男性の場合は性器が皮膚で覆われているため、カンジダに感染しても皮膚炎を起こすだけのことが多いのですが、ひどくなると痒みが出たり皮膚が赤くなったりすることもあります。

カンジダ膣炎の原因

主な原因として免疫力の低下、妊娠、抗生物質の服用があります。

●体力の低下や免疫力の低下
免疫力が低下して病原体に対抗する力が弱くなると、カンジダ膣炎を発症しやすくなります。
●妊娠
ホルモンバランスが変化すると膣内の乳酸桿菌のバランスが変化するため、カンジダ膣炎を発症することがあります。妊娠すると女性は体内のホルモンバランスが変わります。このため、妊娠中はカンジダ膣炎になりやすく妊婦さんの15%ぐらいがカンジダ膣炎を発症するといわれています。
●抗生物質の服用
抗生物質で膣内の善玉菌まで除菌されてしまい、本来は一定量から増えないはずのカンジダ菌が異常増殖して引き起こされます。

カンジダ膣炎の治療法

膣内には、弱い雑菌を善玉菌の力で抑えて洗い流してしまう「自浄作用」があり、軽いカンジダ膣炎なら自然に治ってしまうこともあります。ただし、おりものが多量に出たり、強い痒みがある状態になってしまったら、早めに婦人科で治療を受けましょう。

病院での治療は、膣内をよく洗浄し、カンジダ真菌を抑える「抗真菌薬」の膣剤を膣の中に入れます。外陰部の痒みには、抗真菌薬の塗り薬を使います。この痒みに対してステロイドや市販されている「痒み止め」を使うとかえって悪化してしまうことがあるため、自己判断で薬を使うのはやめましょう。

カンジダ膣炎の予防・再発予防

自分自身の抵抗力が落ちると、カンジダのような弱い真菌でも増えやすくなります。なるべく疲れやストレスを溜めないようにし、体を冷やさないように気をつけるなど、免疫力アップに努めましょう。
カンジダ膣炎は健康なときには発症しにくいです。このため、日頃から十分に休息をとり、健康に気を配った生活習慣が大切です。

関連項目
婦人科
泌尿器科

カンジダ膣炎の病院・医院・薬局情報

病院なびでは、カンジダ膣炎の治療/対応が可能な病院・クリニックの情報を掲載しています。

病院なびでは都道府県別/診療科目別に病院・医院・薬局を探せるほか、 予約ができる医療機関や、キーワード検索、あるいは市区町村別での検索も可能です。

カンジダ膣炎以外にも、皮膚科、歯科口腔外科、薬局、アレルギー科などのクリニックも充実。

また、役立つ医療コラムなども掲載していますので、是非ご覧になってください。

関連キーワード: 歯科 / 小児歯科 / 市民病院 / 大学病院 / かかりつけ