大人の気管支喘息の治療が可能な病院 - 病院・医院・薬局情報

成人の喘息とは

喘息というと子供の病気と思われがちですが、最近では大人の喘息が増えていて、成人の気管支喘息は、過去30年間で約3倍にも増加したといわれています。40歳を過ぎてから初めて発症するようなケースも決して珍しくありません。

成人気管支喘息の多くが、アレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)を特定できない非アトピー型です。風邪や過労、ストレスなども喘息を発症させる誘因と考えられています。

喘息とは?

喘息は、主にアレルギーを原因とする、気道(気管支)の炎症によって、気道(気管支)の壁が厚くなって、その結果空気の通り道が細くなり、息がぜいぜいしたり、咳、呼吸困難などの症状が起こる病気です。

喘息の原因

主に喘息の原因はダニなどのアレルギー物質によるものとストレスなどや風邪といったアレルギー以外のものとに大きく二分されます。(ただし、成人気管支喘息は、アレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)を特定できない場合ことが多いです。)

■アレルギーの原因
食べ物よりは、環境が原因となる場合が多いです。気管支に入ってくるような物が原因となります。
ダニ・ハウスダスト(家のホコリ)・花粉(スギ、雑草など)・ペット(犬、猫など)・ゴキブリやユスリカのような昆虫・ホルムアルデヒドなどの化学物質 など

■アレルギー以外の原因
風邪・タバコや花火の煙・大気汚染・鎮痛薬などの薬物(特に、アスピリン)・ストレスや不規則な生活 など

以上のようなことが主な原因としてあげられます。

喘息の治療

喘息治療の目標は、喘息をきちんとコントロールすることで、健康な人と変わらない生活が送れるようになることです。

喘息治療薬には、気道の慢性的な炎症を抑えたり、気道を長時間拡げる長期管理薬と、突然の発作が起こった場合に応急的に使う発作治療薬の2種類があります。

長期管理薬として、喘息治療に最も効果を上げているのが、抗炎症吸入ステロイド薬です。ごく少量の成分が気道に直接作用して炎症を抑えるため、副作用も少なく、長期の使用ができます。口の中の炎症やのどの痛み、声がれなどの副作用がみられることもありますが、吸入後にうがいを十分にすることで、それらの症状を未然に防ぐことができます。

発作が起こった場合には、狭くなった気管支を拡げる「β2(受容体)刺激薬」という気管支拡張薬を用いるケースもあります。この薬は呼吸困難による苦痛を取り除く効果はありますが、喘息の原因である炎症を抑える作用はないため、気管支拡張薬の単独使用では喘息の根本的な治療にはなりません。

経口ステロイド薬は、発作治療薬として重症の喘息や、大きな発作が起こったときに用いられます。炎症を抑える作用が強い分、副作用のリスクも高いので、吸入ステロイド薬と使い分けることが大切です。

吸入薬もさまざまな種類がありそれぞれに特徴があるので、気になることは医師に相談しましょう。吸入ステロイドの安全性と有用性を理解して正しく用いることが喘息治療の第一歩です。

喘息発作を防ぐために・・・

ステロイドは吸入してから効果を発現するのに1週間ほどかかり、やめると効果が無くなってしまいます。そのため症状がなくても、吸入ステロイドで慢性的な炎症を抑えることが大切です。

また、普段の生活の中では、家の中をこまめに掃除してハウスダストを減らし、じゅうたんや布製のソファ、ぬいぐるみなど、ダニの温床になりやすい環境を無くして、アレルゲンを排除することが重要です。

過労やストレスは、喘息の大きな誘因になるので、疲れた時はあまり無理をせず、十分な休養と睡眠をしっかりとることを心がけましょう。

喘息(大人)の病院・医院・薬局情報

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