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春先だけではない、花粉症対策!

2010年4月掲載

日本人の20%以上が花粉症

いまや日本人の20%以上がかかっているといわれる花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉によって起こるアレルギー性の病気です。特に5~9歳の子どもにも増えているといわれ、主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど。頭痛やのどのかゆみ、腹痛などの消化器症状が現れることもあります。

中でも鼻炎症状は、いわゆる「鼻かぜ」(急性ウイルス性鼻炎)と区別がつきにくいものの、 かぜの鼻水は、最初は水っぽくさらさらしていても次第に粘り気のある青緑色に変わります。
さらに、せきやのどの痛み、発熱などを伴う場合はかぜが疑われます。

一方、晴れた日や風の強い日、雨が降った翌日に鼻炎や目のアレルギー症状が悪化したり、自分自身や家族がアレルギー体質であるような場合には花粉症が疑われます。

花粉

<花粉症の主な症状>

くしゃみ: 鼻がむずむずして、くしゃみが立て続けに出る
鼻水: 透明で粘り気がなく、さらさらとしている
鼻づまり: 鼻をかんでもすぐにまた鼻がつまる
目のかゆみ: かゆみや充血などが現れる

※その他、皮膚やのどのかゆみ、頭痛、腹痛などが現れることもある

<花粉症と間違えやすい病気>

かぜ(急性ウイルス性鼻炎)、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

※花粉症の患者には、花粉を異物と判断するIgE抗体という物質が作られているため、花粉症かどうかは、皮膚テストや血液検査などによってIgE抗体を調べるとアレルゲン(アレルギーの原因物質)がわかります。

花粉症は誰にでも起こりうる体の防御反応

花粉症の主な症状

花粉症は、花粉が飛ぶ時期にだけ発症することから「季節性アレルギー」とも呼ばれています。そのメカニズムは、例えば花粉症による鼻炎症状の場合は、吸い込んだ花粉が鼻の粘膜に付着し、体の免疫システムがそれを「異物」と判断すると「排除」の指令が出され、鼻水やくしゃみが出ます。

つまり花粉症は異物である花粉を体内に侵入させないようにするための「体の防御反応」なのです。 そのため、いまは花粉症にかかっていない人でも、大量に花粉に接触すると体の免疫システムが反応して、 ある日突然花粉症を発症することがあります。

最近はスギだけでなく、ヒノキやブタクサによる花粉症も増えており、春先だけでなく一年を通して対策が必要になってきています。

花粉症かな? と思ったら

まだ花粉症にかかっていない人で花粉症のような症状が現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。 症状に合わせて耳鼻咽喉科やアレルギー科、眼科、内科を受診します。 子どもの場合は小児科がよいでしょう。

またすでに花粉症と診断されている場合は、花粉が飛び始める2週間ほど前から薬の服用を始めると症状を抑えることができます。
医師の処方による医療用の花粉症治療薬には、市販のものと比べて眠くなりにくいものもあります。
自己判断せずに医師に相談し、自分のライフスタイルに合った治療法に取り組みましょう。

花粉症の治療

花粉症の予防

花粉症の治療は、何よりもまずマスクやメガネなどによって花粉を体内に取り入れないようにすることが大切です。
特にマスクをすることで吸い込む花粉の量が1/3~1/6に減るといわれています。

そのうえで、症状に合わせて下記のような治療法に取り組むとよいでしょう。
現在花粉症の治療法は、大きく分けると「予防的治療」「対症療法」「根治療法」の三つがあります。

◆予防的治療
抗ヒスタミン薬や化学伝達物質遊離抑制薬などによる全身療法。
花粉の飛散が始まる前から服用を始めると症状が抑えられる。
◆対症療法
内服薬による全身療法、点眼薬や鼻炎薬による局所療法、鼻粘膜への手術療法など。
◆根治療法
アレルゲンのエキスを徐々に体内に取り入れ、アレルギー反応を起こさない体質に変える減感作療法(免疫療法)がある。

花粉症(季節性アレルギー・鼻アレルギー)で気になる症状がある場合は、近くの病院に相談しましょう

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